はじめに
みなさん、普段開発されている際に使用されているフォントって何使われていますか?
現状のAndroid StudioではJetBrains Monoというフォントがデフォルトで設定されていると思いますが、特にこだわりがない場合にはこちらをそのまま使用しているケースが多いのではないでしょうか。
ですが、初学者の方だとスペースひとつでビルドエラーが発生し、どハマりする、なんてことが起こるかもしれません。
そこで今回は特に初学者の方にオススメのフォントと、合わせてAndroidStudioでカスタムフォントを設定方法をまとめておこうと思います。
おすすめのカスタムフォント【HackGen】
初心者の方に特にオススメのフォントとしては、【HackGen】になります。
こちらのフォントをオススメする理由としては、以下になります。
- 全角スペースを可視化することで、不意のビルドエラーを防げる
- 圧倒的に美しく見やすい文字
- 半角1:全角2で有名なRicty系のフォントと同様の等幅フォント
以上がオススメする理由になります。
HackGenも有名なRicty Diminishedと同様にプログラミング用のフォントになります。
源柔ゴシックがベースになっていることから全体的に丸みのある柔らかい文字が特徴で、非常に読みやすく、英字はもちろんひらがなやカタカナ、漢字と一通り読みやすいと感じます。
また、何より初学者の方には全角スペースの可視化が可能になる点が非常にオススメです。
書き慣れていないと不意に全角スペースを入れてしまい、ビルドエラーになって詰む、なんて事故を防ぐことができます。
ちなみに上記フォントを入れることで、以下のように全角スペースが可視化されます。
Ricty系フォントは正式なサポートが終了に・・・
余談ではありますが、同様にプログラミング用のフォントとしてRicty Diminishedなどがあります。
こちらも大変美しいフォントで読みやすく、プログラマから根強い人気がありましたが、2023年1月28日をもってサポート終了となったようです。
こちら過去には私も一時的ではありますが、使用していたことがあっただけに少々残念です。
カスタムフォントの設定方法
さて、先ほどご紹介したHackGenですが、AndroidStudioへ設定する方法をご説明したいと思います。
AndroidStudio上にないカスタムフォントは設定画面からインポート等で追加することができません。
その為一覧にないカスタムフォントは以下ディレクトリへフォントを追加しておく必要があります。
~/Library/Fonts
上記に追加することで、Android Studio上の設定からフォントを選択することができるようになります。
また、これは余談ですが、恐らくJetBrains系のエディターも同様の手順でフォントが追加できそうです。
Fontsディレクトリへ追加ができましたら、設定画面よりフォントを選択します。
Settnigs>Editor>Fonts
※追加したのに選択できないという場合には、一度AndroidStudioを再起動していただくことで選択ができる状態となっているかと思います。
Fontの一覧より、上記画像のようにHackGenを選択することでフォントの適用が可能です。
ちなみに35の方もありますが、文字幅比率が通常のHackGenとは異なり、且つ英字サイズも通常のHackGenより大きく見えます。
こちらは完全に好みなのでお好きな方を選んでいただければ良いと思います。
さいごに
神は細部に宿るなんて言いますよね。
日々の小さな積み重ねが大きな成果につながることも大いにあると思いますので、フォント一つでもこだわりを持っていきたいところですね。