目次
1.初めに
大学生になり就活や将来について漠然と考えなければならない頃、自分の強み、やりたいことについて考えることが多いと思います。
自分自身、高校生の頃から漠然とデータサイエンティスト(DS)になりたいと考えていました。ただ、ふたを開けてみればデータサイエンティストは専門職で、大学院まで進み学問を突き詰めた人間がほとんどの狭き門でした。もともと大学院には進学予定だったが、浪人もしてるし、いち早く社会に出たいと考えたため学部卒でデータサイエンティストを目指しました。
統計学等は勉強していたがプログラミングを本格的に始めたのは3年生の1月。就活を始めたのは3年生の4月だった。実力のない中でどのようにDSの世界で戦うための戦略を立てたかを記載したいと思います。
なんか偉そうに語ってますが、自分は就活初期にとても苦労し悩んだので、これ読んで少しでも気が楽になればなという思いです
2.市場価値
自分の場合はデータサイエンティストになりたい、けどデータサイエンティスト分野で院生に勝てない。という根本的に致命的な状況でした。けど同時に、どんな世界でも上には上がいる事は当たり前だと思ったので以下のように考えました
総合値で戦おう
これは就活をする上でかなり活かされました。例えば、自分のような専門職志望ではハードスキル×ソフトスキル×行動力 が組み合わされば最強だと考えました。ハードスキルは劣っていてもソフトスキル、行動力で挽回しようと作戦を立てました。そこで、次の逆算思考は大いに有効です。
3.逆算思考
これは人生のあらゆる場面において役立つと考えています。時には逆算のせいで実力が制御されることもあるかもしれないけど、闇雲に取り掛かるよりは逆算して考えたほうが良いと思います。
以下は自分の就活を始めた際に考えていた逆算です。
データサイエンティストになりたい。けど院生には実力で勝てない。からソフトスキルと行動力で圧倒する必要がある。ソフトスキル、行動力では学生団体の代表を務めていた経験をアピールできるが、もう少し突き抜けたい。データサイエンススキルもアピールに欠ける。なので近いうちに
- 長期インターンでデータサイエンティストを務めよう
- 負荷がかからない程度に資格を取ろう
この2つが達成されれば目標に一歩近づくと考えました。実際これらは9月に成し遂げ、大いにアピール出来ました。
考え方は大目標(ex.データサイエンティストになりたい) > 中目標(ex.長期インターンで研鑽を積みたい、資格を取りたい等) > 小目標(ex.今月中に5社長期インターンに申し込む、来週までに資格勉強を50ページ進める)
自分は大目標1つ、中目標3つ(1ヵ月~3か月スパン)、小目標3~5つ(1週間~1か月スパン)くらいの感覚で行っています。
こんなこと言いながら基本的に自分に甘いので達成できない小目標は山のようにありました。けど中目標、大目標は達成できるように意識していました。
4.還元
そもそも就活を始めた際に「年収が高いところがいい」「休みが多いところがいい」とか企業→自分の方向ばかり考えていました。しかし就活では企業に必要な人材を取るので、自分→企業、つまり「自分が企業に対してどのような利益をもたらすか」「どんな価値を創出できるのか」 を考えるべきです。といっても現段階の自分の実力では利益をもたらすことはできないので、将来自分はその企業に対してどんな利益をもたらしたいかについて考える必要があります。(面接でキャリアプランについて聞かれることも多い) また、そのためには過去の行動力で説得力を増やす必要があります。
+αで自分→社会について考えることも重要です。自分が社会に対してどのように貢献したいかを考えてました(せっかく働くならより多くの人のためになりたい精神)
5.まとめ
5月~6月頃は、週5で家に籠って就活してたから相当辛かったけどオンラインで学生団体の友達とES添削し合ったり面接練習して孤独感は回避してました。
ESとか面接で落とされると人生否定されたような気持ちになるっていう人もいるけど、自分を落とすなんでこの企業見る目ないなって本気で思ってたし、そのくらいの精神でいくべし。
就活はキツいけど、今までの人生を顧みたり言語化することもできたので自分を知るいい機会だと思います。