0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

「アプリケーション層が〜」「ミドルウェア層が〜」
システムの会話でこんな言葉が飛び交うと、ちょっと置いてけぼり感ありませんか?
私も最近まで「層構造ってなんとなく聞いたことあるけど…」状態でした。

この記事では、「層構造(レイヤーアーキテクチャ)」をスッキリ整理していきます!

層構造とは?

まず最初に「層構造」という言葉の意味を押さえておきましょう。
システムは大きく見ると、とても複雑で入り組んでいます。

そこで 役割ごとに階層(レイヤー)に分ける ことで、

  • 誰がどの仕事をしているかが明確になる
  • 技術を入れ替えても全体が崩れにくい
  • トラブル発生時に切り分けしやすい

といったメリットが生まれます。

基本となる「3層アーキテクチャ」

ITシステムを説明するときによく出てくるのが「3層アーキテクチャ」です。
これは以下の3つの層に分けて考えるモデルです。

1. プレゼンテーション層(UI層)

  • ユーザーが直接触れる部分
  • Webブラウザ、スマホアプリ、画面UIなど
  • 入力や出力のやりとりを担当

👉 例:ECサイトの商品ページ、スマホアプリの購入画面など

2. アプリケーション層(ビジネスロジック層)

  • 業務処理を実行する部分
  • 「注文を確定する」「在庫を更新する」などのビジネスルールを実装
  • プレゼンテーション層とデータ層の橋渡し役

👉 例:注文処理システム、決済ロジックなど

3. データ層(永続化層)

  • データを保存・管理する部分
  • データベースやストレージがここに含まれる
  • アプリケーション層からの読み書きを担当

👉 例:MySQL、PostgreSQL、OracleDBなど

まとめ

  • 層構造はwebシステム全般に共通する考え方
  • 物事を「役割ごとに分ける」ことで、責務が明確になり理解しやすくなる
  • まずは3層アーキテクチャを押さえましょう
0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?