re:Invent 2023 出張記 Part3
2日目振り返り
ついにre:Invent2023が本格的に始まりました!
本日からセッションに参加したり、認定者ラウンジにも行ってみたので、そちらの報告を簡単にあげさせて頂きます。
#セッションの詳しい内容は後日またあげます
参加セッション
本日は3つのセッションに参加してきました。3つともセッションタイプが違うので簡単な概要とセッションタイプの違い、感想をあげさせて頂きます。
New era of IaC: Effective Kubernetes management with cdk8s
セッション概要
朝一参加してきたこちらは、cdk8sを使ってKubernetesを管理しようというセッションでした。セッションタイプはブレイクアウトセッションで最も一般的な講義形式のものになります。
講師の方は2名体制で、Kubernetesの各リソースをyamlで書くとこれくらいに行数になるけど、cdk8sを使うと書く行数が減らせるよとか、使っているアプリの言語に合わせて利用することで、アプリケーションエンジニアがKubernetesに手を出しやすくなって便利だよみたいな話をしていました。
感想
cdk8sについては、アプリ系エンジニアの方にとっては便利なものなのかなと感じました。
ブレイクアウトセッションについては、正直言って本日参加した中で一番分かり辛かったです。一方通行でガンガン話されるので翻訳ソフトもおいつかきませんし、ひたすらスライドで説明なので、スライドの言語も理解しなければならず、英語が出来ない筆者からは難しいセッションでした。日本人の方もブレイクアウトセッションには多く参加されるようですが、英語力に自信が無い方はお気を付けください。
Improving performance at scale with Moutpoint for Amazon S3
セッション概要
こちらはMoutpoint for S3を使ってS3をマウントして、処理を行うときにどうすればパフォーマンスが上がるか解説してくれるセッションでした。セッションタイプはCode Talkです。
講師の方は3名体制で、まず1人目の方がMoutpoint for Amazon S3機能の開発に携わっていた方で、その方が機能の概要を説明してくれました。続いて、2人目の講師の方がデモを実施し、時間を計測します。その後3人目の講師の方が、2人目の方が実施したデモの処理を、Step Functionsなどを使って改善し、再度時間を図ると、処理時間が1/5位になりました、といった内容です。
感想
Moutpoint for Amazon S3については、元々気になってはいたけど試せていなかったのでデモ形式でセッションを聞けたのは非常に勉強になりました。
Code Talkに関しては、Chalk Talkのように議論を行うのかと思っていましたが、そこそこの人数の前でデモを行いながら、適宜質問に応じるといったスタイルでした。Code Talk自体は結構面白くて、これどうなってるんだろう?と疑問に思ったところを、参加者がどんどん質問出来るので、疑問点をすぐに解決出来ます。遠い席の人の質問が聞こえ辛かったりしますが、講師の方が丁寧に回答をしてくれるので、質問内容も想像することが出来ます。個人的にはデモもあるのでブレイクアウトセッションより理解しやすかったです。
Hands-on with Amazon CodeCatalyst: Automating security in CICD pipelines
セッション概要
こちらは、最初にCodeCatalystの説明とデモの説明を聞き、残り時間でしくしくとデモ行っていくというセッションでした。セッションタイプはBuilders Sessionです。
こちらは、9名グループに1人の講師が付く形でした。デモの内容は、用意されたCodeCatalyst上にプロジェクト、ブループリント、パイプラインを作成します。このパイプラインですが指示通り作成すると失敗するようになっていて、この失敗を改善して、最終的に正しい形で実行するといった内容です。
感想
CodeCatalystは、かなり気になっていたサービスで、今までのCodeシリーズとの違いを知りたくて参加しました。
正直、1時間という短い時間でサービスの説明、デモの説明も入ると、ハンズオンの範囲は非常に狭く、もっと一からやりたいなと思いましたが、本日参加したセッションの中で一番面白かったです。Builders Sessionはグループ分けされますが、基本的には個人作業でした。デモの内容も自分のPCで見る形なので、ページの内容を翻訳することも可能です。
また、講師の方も逐一見に来てくれるので、質問がしやすいです。私も勇気をだして、指さしと単語で質問しましたが、分かりやすいようにゆっくり喋って教えてくれました。
他にも、参加者同士も横の方にここどうやった?みたいなやり取りをしていて、結構アットホームな感じでした。皆のデモが終わると、指笛が聞こえたり、講師と握手したりしていて、個人的には一番楽しいセッションでした。英語が苦手な方でも充分楽しめると思います。
その他
認定者ラウンジ
本日は認定者ラウンジに行ってきました。認定者ラウンジには常に軽食が置いてあったり、資格のシールやレゴがもらえたりします。
また、アイスクリームが配られたりもしますし、ワークスペースが用意されていたりもします。一部のワークスペースはBarみたいになってました。
他にも、認定者ラウンジでのみ開催されているセッションがあったり、認定者用の写真撮影、認定者ロゴが入ったスリープ付きのコーヒーやナプキンもありました。認定をお持ちの方は、是非一度足を運ばれると、特別感に浸れると思います。
JAWAS
Network JAWSさんで、Monday Night Liveを皆で観賞し、その後AWSの方から解説を受けるという素晴らしい勉強があり、参加してきました。
申し込み上限90名だったのですが、満席だったようで、アメリカであれだけ多くの日本人が居ると安心します。
また、Moday Night Liveで発表されたアップデートも、参加者とあーでもない、こうでもないと議論しながら聞いたり、AWSの方の解説を受けると、自分が感じた視点とは、違う視点を得ることが出来たので、非常に有意義な回でした。
反省点
1. 移動
やはり、移動がかなり大変でした。朝一のセッションがWynnホテルだったのですが、地図アプリ上15分でつくはずなのに、会場に入るまでに50分程かかりました。。。
2つ目、3つ目のセッションはうまくシャトルバスが使えたので、スムーズに移動することが出来ましたが、歩きでホテルに向かわれる際は、入る入口がre:Invent会場に近いかというのも重要なので、お気を付け下さい。
2. 発音
シャトルバスの乗り場が分からず、スタッフの方に何度か質問しましたが、全然聞き取ってもらえませんでした。特にショックだったのは、ホテル名が分かってもらえなかったところで、「ベネチアン」、「エムジーエム」と言っても全然通じず、かなりてこずりました。
現地の方の発音だと、「ベネシアン」、「エンジーエン」と言ってるようで、別の方に質問するときに上記の言い方を真似たら伝わりました。英語難しいです。。。
3. 方向感覚
日本に居ると、だいたいこっちだろうで結構うまくいくと思いますが、初めての土地ということもあり、まったく通じず。大体勘で行くとはずれを引くので、諦めて聞くのが早いと思いました。
特にホテルが広くて迷路みたいになっているので、今どのあたりに居るのかが本当に分からなくなります。そのため、スタッフに聞くか、一度外に出て方向感覚を整えることをオススメします。
最後に
本日はJAWSに参加していたこともあり、ホテルについた時間が遅く、明日のキーノートは7時から並ぶというミッションがあるため、セッション内容まで詳しく触れた記事を記載できませんでした。
おそらく明日以降も夜を含め、re:Inventはイベントがたくさんあるので、同じような形になると思います。
re:Inventは朝も早く、なかなか疲れが取れない中で怒涛に進んでいくので、休めるところで休息を取ることが大事だなと思いました。
それでは、また明日!
出張記リンク
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