アジャイル開発においてQAが上流から効率的に関わるための体制案を書いてみる。
【課題】
- 現状のQAチームでは上流(企画・デザインなど)に対するアクションはあるものの
下流(テスト)も含めて全員がカバーしているため、マンパワーを要する。 - また上記に伴い、いわば「浅く広く」な状態になっており
各工程におけるQAアプローチの改善や最適化がしづらい。
【解消のためのアプローチ】
- 企画〜デザイン〜実装〜テスト〜リリースまでの各工程ごとにQAを配置する
- 各工程ごとのQAの役割&責任範囲を定義する
- やらないことを明確にし、その余剰をQAアプローチの改善や最適化に充てる
【体制&役割(案)】
- QA for Planning
- 要件及び仕様レビュー
- 仕様の抜け漏れがないか
- Testabilityが確保されているか
- 要件及び仕様レビュー
- QA for Design
- デザインレビュー
- 要件や仕様を満たしているか
- Testabilityが確保されているか
- デザインレビュー
- QA for Coding
- コードレビュー
- UTの実装もしくはサポート(仮)
- QA for Testing
- 手動テスト
- 回帰テスト
- テスト自動化