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CDPとLLDP

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はじめに

CCNA試験の勉強をしていて、CDPとLLDPについて勉強したものをまとめています。
ご指摘等ございましたらご教授下さい。

隣接機器の情報を取得するためのプロトコルとしてCDP(Cisco Discovery Protocol)と
LLDP(Link Layer Discovery Protocol)があります。
CDPはCisco独自のプロトコルで、データリンク層で動作します。
つまり、IPアドレスが無くても動作します。
デフォルトで60秒毎にマルチキャストでVLAN1から送信される。
標準化されているのはLLDPです。
デフォルトで30秒毎にマルチキャストで送信されます。

CDPのコマンド

RT(config)# no cdp run
これはCDPを一括で無効化にするコマンドです。
デフォルトで有効になっていて、セキュリティ上、外部インターネットと
繋がっているルータにはCDPは無効化することを推奨しています。
一括で有効にするときはcdp runにしましょう。

RT(config-if)# no cdp enable
これは特定のインターフェイスでCDPを無効化にするコマンドです。
一括か特定かで判断しましょう。

RT# show cdp
これはCDPの情報を取得するコマンドです。

RT# show cdp interface
これはインターフェイス毎のCDPの情報を取得します。

RT(config)# show cdp neighbors
これは隣接機器の情報を取得することができます。
オプションでdetailを付けることでさらに詳細を取得できます。
show cdp entry *にすることで全ての機器を取得でき、
特定の機器を取得する時はentryの後に機器名を付けましょう。

LLDPのコマンド

RT(config)# lldp run
これはLLDPを一括で有効化することです。
しかし、LLDPだと送信と受信の有効化を分けることができます。
コンフィギュレーションモードでは一括で許可します。
しかし、インターフェイスだとlldpの後にtransmitかreceiveで分けることができます。

RT# show lldp
これはLLDPの動作状況を知るコマンドになります。
機器情報を知りたいときはshow neigborsになります。

RT(config)#lldp timer 数字
これは送信間隔を設定できます。

RT(config)#lldp holdtimer
これは取得情報を180秒間保持する様にする。

RT(config)#lldp reinit 数字
送信後から再初期化までの時間を変える。

RT(config)#no lldp tlv-select オプション
TLVとは自身の情報のことです。デフォルトでは全ての情報を送信することになっている。
なので、オプションで設定ができます。
また、LLDPはトポロジチェンジの情報も伝えます。

RT#show lldp neighbors
これは隣接機器の情報を取得します。

RT# show lldp neigbors detailに関してはCDPと同じです。

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