概要
こちらは前回[Flask+スクレイピングで記事一覧画面を作ろう①](https://qiita.com/Yuthon/items/398025d2858ce2e47483)の続きです。 今回は、Flaskの準備を行い、HelloWorldを表示させます。Flaskの環境を作ろう
Macの方はターミナル、Windowsの方はパワーシェル、もしくはコマンドプロンプトで以下のコードを打って仮想環境を作ります。- Anacondaでの仮想環境を作りたい方
# 仮想環境を作ります
$ conda create --name flaskenv
# 作れたら、仮想環境を適用します
$ conda activate flaskenv
# Flask, wtforms, requests, BeautifulSoupをインストールします
(flaskenv)$ pip install flask wtforms requests beautifulsoup4
2.virtualenvでの仮想環境を作りたい方
# ↓まだvirtualenvをインストールしていない方
$ pip install virtualenv
# 仮想環境を作ります
$ virtualenv flaskenv
# 仮想環境を適用します
$ source flaskenv/bin/activate
# Flask, wtforms, requests, BeautifulSoupをインストールします
(flaskenv)$ pip install flask wtforms requests beautifulsoup4
pyenvを使用した仮想環境も構築できますが、少し複雑になるので以下の記事を参考にすると良いかもしれません。
pyenvとpyenv-virtualenvの自分流使い方 - Qiita
HelloWorldを表示しよう
環境の準備ができたので、任意のフォルダにapp.pyを作ってHelloWorldを表示してみましょう。(今回はFlaskScrapingというフォルダを使用します)FlaskScraping/app.py
# モジュールのインポート
from flask import Flask
# Flaskアプリのインスタンスを作成
app = Flask(__name__)
# ルーティングの設定
@app.route('/')
def index():
return '<h1>Hello World!</h1>'
# このコードによって、Flaskがweb上で走ります
if __name__ == '__main__':
# debug=Trueとすることで、保存するだけで変更が適用されます
# エラーも見やすくなります
app.run(debug=True)
このPythonファイルを実行しましょう。
(flaskenv)FlaskScraping$ python app.py
これで、コンソールに http://127.0.0.1:5000/ というURLが表示されるので、これにアクセスしましょう。
Hello World!と表示されていたら成功です!
以上でFlaskの準備もできたので、次回から本格的にアプリを構築していきましょう!
ありがとうございました🙇♂️
Flask+スクレイピングで記事一覧画面を作ろう③