3
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

TOPPERS/R2CA を MacOSXで動かす

Last updated at Posted at 2016-04-02

TOPPERS/R2CAをMacOSで動かす方法を紹介します.大まかな流れ,必要なハードウェアとソフトウェアは,Windowsと同じですので,まずはそちらの方法を一読してください.

Arduino のインストール

Arduino IDE のダウンロード

http://www.arduino.org/software#ide
「Mac OS X: Zip file (Java 7 or newer required)」をダウンロードしてください.動作を確認したのはv1.7.9.
※以下のサイトからダウンロードできるファイルではNGなので,間違えないように注意.
https://www.arduino.cc/en/Main/Software

zipファイルを解凍すると,Arduino.appが生成されます.
Arduino.appをアプリケーションディレクトリ(/Application)に移動します.

環境設定

設定1

Arduino.app をアプリケーションディレクトリ(/Application)に置いた場合には,この設定は不要です.アプリケーションディレクトリ(/Application)以外に置いた場合には,その場所に合わせて,以下のファイルを修正してください.

asp_1.9.2/target/arduino_m0_gcc/Makefile.target
ARDUINO_BASE_DIR = /Applications/Arduino.app/Contents/Java

設定2

過去にARMのクロスコンパイラをインストールしていない場合には,この設定は不要です.
複数のバージョンのクロスコンパイラがインストールされていると,コンパイルに失敗する場合がありますので,Arduinoに同梱されているクロスコンパイラを使用するよう,以下のようにパスを設定しておきます.

$ export PATH=/Applications/Arduino.app/Contents/Java/hardware/tools/gcc-arm-none-eabi-4.8.3-2014q1/bin/:$PATH

プログラムのビルド

ここでは,TOPPERS/R2CAをインストールした場所を[R2CA_DIR]と表記します.

ビルド

端末を起動して,以下を実行します.

TOPPERS/R2CAをインストールしたディレクトリに移動.
$ cd [R2CA_DIR]/examples/
ビルドしたいプログラムのディレクトリに移動
$ cd Basic
$ make

実行

$ make run

ログを確認する

$ screen /dev/tty.usbmodem1412 115200

Ctrl-a kで閉じます.

※ 「/dev/tty.usbmodem1412」の部分は,環境に合わせて修正してください.

GDBを使ったデバッグ

新しい端末を起動します.端末上でCtrl-Tを入力し,新しい端末(タブ)を開いてもOKです.

$ make ocd

元の端末(タブ)でGDBを実行します.

$ make db

Eclipse対応は,今後進めたいと思います.
MacOS対応に関して,要望がありましたらお知らせください.

3
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?