これまでGithubの無料枠では誰でも見れてしまうパブリックなリポジトリしか使えませんでしたが、2019年1月8日にプライベートリポジトリが無償で作成できるようになりました🙌
これまでGithubのプライベートリポジトリ有償なので、GitlabやGitbucketを使っていたという開発者も多かったと思います。これは開発者にとって朗報です(ありがとうGithub、ありがとうマイクロソフト!)
これを機に個人で開発しているサービスなどバージョン管理していたリモートリポジトリをGithubに移行してみたいと思います。その手順をまとめてみました。
※ この記事はGithubに接続できる前提になっています。接続(ssh、https)ができない場合は下の記事を参考にするといいとうまくいくかもしれません。
GitHubでssh接続する手順~公開鍵・秘密鍵の生成から~ @shizuma
Githubでリモートリポジトリを作る
リポジトリ作成
まずGithubにログインしてヘッダーの「New repository」をクリックします。

「New repository」を押下後に、「Repositoryname」を入力した後に、リポジトリを「Private」にします。その後「Create repository」をクリックします。これでプライベートなリモートリポジトリが完成です。

完成したらhttpsかsshのプロトロコルをコピーします。これで下準備は完了です。

作業リポジトリをプッシュ
- 既存のリモートリポジトリを確認
$ git remote -v
origin ssh://example@example.ne.jp/home/example/www/git/hoge (fetch)
- 既存のリモートリポジトリを削除
$ git remote rm origin
$ git rmeote
# 何も表示されないはず
- Githubのリモートリポジトリを追加
$ git remote add origin https://github.com/FujiyamaYuta/example_project.git
# Githubのリモートリポジトリを確認
$ git remote -v
origin https://github.com/FujiyamaYuta/example_project.git (fetch)
origin https://github.com/FujiyamaYuta/example_project.git (push)
- Gtihubのリモートリポジトリへpush
※ 適宜pushするブランチを選んでください。
$ git push origin master
確認
Githubの管理画面を確認してみます。
ソースがpushされているのが確認できます。

contributions(草)の方も引き継がれるのはうれしいですね!
(ただ、おそらくですがgit configに設定されているメールアドレスとGithub側に登録しているメールアドレスが同じでないと、contributions引き継がれないっぽいです)

まとめ
Githubの無料枠プライベートリポジトリはとても嬉しいですね。ただ、全ての機能が使えるわけではないので、移行するかどうかはきちんと見極めたいところですね。個人的には無料枠でプライベートリポジトリを使ってみて、よければ課金してみたと思っています。