はじめに
「なんかアイデア出してー」
「意見ある人〜?」
と言われた時に、すぐに発言できますか?
そんな簡単にアイデアなんかでねぇよと思ったあなたにはマンダラートがおすすめです。
この記事では、短時間でアイデアを量産できるフレームワークであるマンダラートについて解説します。
対象者
この記事は下記のような人を対象にしています。
- 駆け出しエンジニア
- プログラミング初学者
- アイデアが出なくて困っている人
結論
マンダラートを使えば、短時間でフワッとした目標が、具体的な64個の具体的なアイデアに変化します!
マンダラートとは
マンダラートとは、仏教の曼荼羅(マンダラ)の模様に似ているため、命名されたアイデア発想フレームワークです。
マンダラチャートとも呼ばれています。
ふんわりした目標しかなかったとしても、短時間で具体的な行動のアイデアに落とし込むことができます。
大リーグで活躍中の大谷翔平選手が、高校生時代にドラフト1位で8球団から指名されると言う目標を掲げてマンダラートを活用したことでも有名です。
さて、ではマンダラートの具体的な作成方法を解説します!
STEP1 目標とアイデア8つを書く
まずは、中心に目標やアイデアを出したい対象を書きましょう。
目標を設定する際にはSMARTを意識すると良いでしょう。
目標が書けたら、その周囲の8マスに、それを達成するための具体的な行動を書き出しましょう。
「1年でプログラマー転職したい」という目標を例に書いてみました。
STEP2 8つのアイデアを周囲の8マスに書く
次に、8つのアイデアを、周囲に書き写します。
STEP3 さらに周囲にアイデアを8こずつ書く
それぞれの中心にあるアイデアを達成するための具体的アイデアを8つずつ、書いていきます。
転職のアイデアは下記のような感じになりました。
このように、短時間で64個も具体的なアイデアが出せました!
もし、「8つのアイデアを出すのも難しい」と言うあなたはオズボーンのチェックリストやSCAMPERを活用しましょう。
また、大量に出たアイデアを取捨選択する場合はペイオフマトリクスが有効です。
おわりに
アイデアを大量に作成するマンダラートについてまとめました。