概要
初回マウント時と指定した値が変化したときのみuseEfftctを発火させる方法を書いていきます。マウント時と第2引数の変化時のみuseEffectが発火させる方法
今回は第2引数にuseStateで作成した変数を入れることでその値が変化した際に処理が走る様に書いていきます。
下記のコードでは第2引数に「count1」を設定したことにより、
初回のマウント時とcount1が変化したときのみuseEffectが発火。
import React, { useState, useEffect } from "react";
import classes from "./Counter.module.scss";
const Counter: React.FC = () => {
const [count1, setCount1] = useState(0);
const [count2, setCount2] = useState(0);
useEffect(() => {
console.log(
"初回のマウント時と第2引数に指定したcount1が変化した時のみuseEffectが発火"
);
}, [count1]);
return (
<div className={classes.root}>
<div className={classes.buttonWrapper}>
<span className={classes.buttonText}>カウント1</span>
<button
onClick={() => {
setCount1((prevCount) => prevCount + 1);
}}
>
{count1}
</button>
</div>
<div className={classes.buttonWrapper}>
<span>カウント2</span>
<button
onClick={() => {
setCount2((prevCount) => prevCount + 1);
}}
>
{count2}
</button>
</div>
</div>
);
};
export default Counter;
【結果1】
カウント1のボタンを押すと下記の様な処理結果が走る。
ブラウザ上
カウント1(ボタンの数値が+1ずつあがっていく)
コンソール上
初回のマウント時と第2引数に指定したcount1(ボタンを押し) が変化した時のみuseEffectが発火
【結果2】
- カウント2のボタンを押すとブラウザ上で下記のに様に表示される。ブラウザ上
カウント2(ボタンの数値が+1されていく)
useEffectの第2引数に指定の値を設定した際のコードの解説
useEffect(() => {
console.log(
"初回のマウント時と第2引数に指定した「Count1」が変化した時のみuseEffectが発火"
);
}, [count1]);
上記の最終行にあるようにuseEffectの第2引数に
[Count1]
を設定することで、初回マウント時と指定した変数が変化した際に、useEffectの処理が走る様になっている。
[] ・・・ 初回のマウントのみ処理を走らせる処理が走る。
[Count1] ・・・ []の中にCount1を設定することでCount1が
変化したときにuseEffectの処理も走る様になっている
参考にした動画
まとめ
今回は、第2引数に特定の値を指定する方法をご紹介いたしました。
[]の中に変数を入れることでその値が変化した際にuseEffectが発火する処理についてまとめました。
次回はクリーンナップ関数について投稿したいと思います。