Bitcoin Node Checker
ビットコインの送金履歴を可視化してみた。
Bitcoin Node Checker
ソースコードはGitHubに公開してる。
仕組みは単純で、アドレスを起点に、ブロックチェーンのトランザクションをたどっていく。
フルノード立てた方が速度早いけど、今回は楽にBlockchain Data APIを叩いて、socket.ioでそれっぽく出している。
そもそも作った理由 --> ビットコインを盗んだ犯人を見つけたい
友達がビットコインを盗まれたので、辿ってみた。(みんなも気をつけたほうがいい)
可視化すると、いろんな傾向が見えておもしろい。
まあ、どんどんビットコインは拡散しているので全然犯人のアドレスは特定できそうにないことがわかった。
特定できても、ビットコインのアドレスと個人はどうせ紐づかないし。
パブリック・キーを匿名にするのである。誰かが他者にどれだけのコインを送っているかは公開されるが、その取引情報は誰にもリンクされていない。 -- Satoshi Nakamoto
通貨の匿名性と透明性
ビットコインと既存通貨の違いは色々あるけど、プライバシーも結構違う。
現金の場合、今までどこにあったかなんて基本わからない。指紋くらいだ、手掛かりは。
ビットコインはそれが綺麗にわかる。だからプライバシーは現金に比べると低い。
将来、ビットコインもこの辺の思想の違いで、プライバシー VS 透明性で分裂するかもね。今のビットコインは、TumbleBitなど、どちらかというとプライバシーによってるように見える。
ビットコインはP2Pだから、取引をフルノードで拾えば、IPアドレスをログに記録できる?と思うので、この辺もやってみよう。