いまさら聞けないSCSSとSASSの違い 🧐✨
こんにちは!今回は、CSSを効率的に書くための拡張言語「Sass」の中でも、「SCSS」と「SASS」の違いについて解説します。「どっちを使えばいいの?」「何が違うの?」と疑問に思っている方に向けて、図や絵文字を交えながら分かりやすく説明していきます!📚
Sassとは?🖌️
Sass(Syntactically Awesome Stylesheets)は、CSSをより効率的に記述できるようにするためのスタイルシート言語です。
そして、Sassには2つの記法があります:
- SCSS記法(.scss)
- SASS記法(.sass)
つまり、「SCSS」と「SASS」はどちらもSassの一部であり、記述方法が異なるだけです。
公式ドキュメントはこちら👇
Sass公式サイト
SCSSとSASSの違いを徹底比較!🔍
以下の表で、SCSSとSASSの主な違いを確認してみましょう。
特徴 | SCSS(.scss) | SASS(.sass) |
---|---|---|
構文 | CSSに似た構文。セミコロン ; や波括弧 {} を使用。 |
インデントベースで簡潔な記述。セミコロンや波括弧は不要。 |
可読性 | CSSとほぼ同じなので初心者にもわかりやすい。 | 簡潔だがインデントミスに注意が必要。 |
拡張子 | .scss |
.sass |
互換性 | CSSと完全互換。既存のCSSをそのまま利用可能。 | CSSとは異なる構文なので移行には書き換えが必要。 |
普及度 | 現在はこちらが主流。 | 限定的な利用。 |
実際のコード例で比較 🖋️
SCSS記法(CSSライク構文)
CSSとほぼ同じ構文で記述します。
$primary-color: #3498db;
button {
padding: 10px 20px;
background-color: $primary-color;
&:hover {
background-color: lighten($primary-color, 10%);
}
}
SASS記法(インデントベース構文)
インデントベースで簡潔に記述します。
$primary-color: #3498db
button
padding: 10px 20px
background-color: $primary-color
&:hover
background-color: lighten($primary-color, 10%)
SCSSとSASS
どちらを選ぶべき?🤔
SCSSがおすすめな場合
- CSSに慣れている初心者。
- チーム開発や既存プロジェクトとの互換性を重視する場合。
- 学習コストを抑えたい場合。
SASSがおすすめな場合
- コードを極力簡潔に書きたい場合。
- インデントベースの記法(Pythonなど)が好きな場合。
まとめ 📝
- SCSSとSASSはどちらもSassの一部であり、機能的な違いはありません。
- SCSSはCSSに似た構文で初心者にも扱いやすく、現在では主流となっています。
- SASSはインデントベースで簡潔なコードを書けますが、慣れが必要です。
これから学び始めるなら、まずはSCSSから始めることをおすすめします!😊
質問やフィードバックがあれば、お気軽にコメントしてくださいね! 🎉