0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

🏆 Salesforce認定管理者への道:資格取得から活躍までの完全ガイド 💼

Last updated at Posted at 2025-03-25

こんにちは😊
株式会社プロドウガ@YushiYamamotoです!
らくらくサイトの開発・運営を担当しながら、React.js・Next.js専門のフリーランスエンジニアとしても活動しています❗️

近年、ビジネスのデジタル化が進み、顧客関係管理(CRM)システムの重要性が高まっています。その中でもSalesforceは世界No.1のCRMプラットフォームとして多くの企業に導入されています。

今回は、Salesforce認定管理者(Administrator)資格について詳しく解説します。この記事を読めば、資格の概要から試験対策、そして取得後のキャリアパスまで全てが分かるようになっています!

📋 Salesforce認定管理者とは?

Salesforce認定管理者は、Salesforceプラットフォームの管理機能に関する知識と実装スキルを証明する資格です。この資格を持つ人は、企業がSalesforceを最大限に活用できるよう、システムのカスタマイズやユーザーサポート、ビジネスプロセスの改善を担当します。

主な役割と責任

  • 企業のステークホルダーと協力してSalesforceをカスタマイズ
  • ユーザーのサポートと教育
  • ダッシュボードの作成と管理
  • ワークフロー自動化の設計と実装
  • データの品質管理
  • セキュリティ設定の管理

📚 認定試験の概要

Salesforce認定管理者試験は、Salesforceプラットフォームの基本的な管理機能と活用方法に関する知識を評価します。

試験形式

  • 問題数: 60問(+5問の採点対象外の問題)
  • 試験時間: 105分
  • 出題形式: 多肢選択式
  • 合格ライン: 65%以上の正答率
  • 受験料: $200(約30,000円)
  • 受験場所: オンラインまたは試験会場
  • 結果通知: 試験終了直後

試験は日本語を含む複数の言語で受験可能です。ただし、最新の技術用語は英語のまま出題されることもあるため、基本的な英語の専門用語に慣れておくと安心です。

🎯 試験の主要トピックと配点

Salesforce認定管理者試験は以下の7つの主要分野から出題され、それぞれに配点の重みがあります:

1. 構成と設定(20%)

  • 会社設定(会計年度、営業時間、通貨管理など)
  • ユーザーインターフェース設定
  • ユーザー管理(ライセンス割り当て、パスワードリセットなど)
  • セキュリティコントロール(パスワードポリシー、IPアクセス制限など)
  • 共有モデル(組織全体のデフォルト設定、ロール階層など)

2. オブジェクトマネージャーとLightning App Builder(20%)

  • 標準オブジェクトアーキテクチャと関係モデル
  • カスタムオブジェクトとフィールドの作成・管理
  • ページレイアウト、レコードタイプ、ビジネスプロセスの設定

3. セールスとマーケティングアプリケーション(12%)

  • 営業プロセスの実装(商談フェーズ、パス、予測など)
  • 営業生産性ツールの活用
  • リード管理とキャンペーン機能

4. サービスとサポートアプリケーション(11%)

  • ケース管理機能
  • ケース自動化(割り当てルール、エスカレーションなど)
  • サポートプロセスの設計

5. 生産性とコラボレーション(7%)

  • 活動管理機能
  • Chatterの活用
  • Salesforceモバイルアプリの機能
  • AppExchangeアプリケーションの活用事例

6. データと分析管理(14%)

  • データのインポート、エクスポート、バックアップ
  • データ検証ツール
  • レポートとダッシュボードのカスタマイズ

7. ワークフロー/プロセスの自動化(16%)

  • 適切な自動化ソリューションの選択
  • Flowの機能と活用事例
  • 承認プロセスの設計と実装

💪 試験対策のステップ

Salesforce認定管理者資格を取得するためには、計画的な学習と実践が必要です。以下に効果的な試験対策のステップを紹介します:

1. 学習リソースを活用する

Trailhead(公式学習プラットフォーム)

Salesforceが提供する無料の学習プラットフォーム「Trailhead」は、認定管理者試験の準備に最適です[^8][^9][^12]。特に以下のトレイルミックスがおすすめです:

  • 「Prepare for Your Salesforce Administrator Credential」: 約60時間の学習パスで、試験に必要な知識を網羅的に学べます
  • 「Study for the Administrator Certification Exam」: 対話型学習ツールで試験対策ができます

その他の学習リソース

  • 公式認定ガイド[^8][^9]
  • コミュニティフォーラム(Trailblazer Community)
  • オンラインコース(Udemy, Coursera, Salesforce関連サイトなど)
  • 書籍(「Salesforce Administrator Certification Study Guide」など)

2. 実践環境で経験を積む

実際にSalesforceを操作することで理解が深まります。無料の開発者アカウントを取得して、以下の実装に挑戦してみましょう:

  • カスタムオブジェクトとフィールドの作成
  • ページレイアウトの設計
  • ワークフローとプロセスビルダーの設定
  • レポートとダッシュボードの作成
  • ユーザー管理と権限設定

開発者アカウント登録手順:

# Salesforce Developer Edition アカウント取得手順
# 1. https://developer.salesforce.com/signup にアクセス
# 2. メールアドレスと必要情報を入力
# 3. 確認メールのリンクをクリック
# 4. アカウント情報を設定して完了

3. 模擬試験を活用する

本番試験の前に、模擬試験で実力を試しておくことが重要です[^8][^11]。以下のリソースが役立ちます:

  • Salesforce公式の模擬試験
  • Focus on Forceの模擬試験
  • Salesforceben.comの練習問題

模擬試験では単に答えを覚えるのではなく、なぜその答えが正しいのかを理解することが重要です。また、間違えた問題は特に重点的に復習しましょう。

🔧 実際のSalesforce管理作業例

オブジェクトとフィールドの作成

Salesforceでは、データモデルを構築するためにカスタムオブジェクトとフィールドを作成できます。以下は、簡単なプロジェクト管理用のオブジェクト作成例です:

カスタムオブジェクト作成のApexコード例
// カスタムオブジェクト作成のメタデータ例
// 実際の環境では通常UIから作成しますが、開発やデプロイではこのようなコードを使用することも

// プロジェクトオブジェクトの定義
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<CustomObject xmlns="http://soap.sforce.com/2006/04/metadata">
    <label>プロジェクト</label>
    <pluralLabel>プロジェクト</pluralLabel>
    <nameField>
        <type>Text</type>
        <label>プロジェクト名</label>
    </nameField>
    <deploymentStatus>Deployed</deploymentStatus>
    <sharingModel>ReadWrite</sharingModel>
    <enableActivities>true</enableActivities>
    <enableReports>true</enableReports>
    <enableSearch>true</enableSearch>
</CustomObject>

// プロジェクトの予算フィールドの定義
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<CustomField xmlns="http://soap.sforce.com/2006/04/metadata">
    <fullName>Project__c.Budget__c</fullName>
    <label>予算</label>
    <precision>18</precision>
    <scale>0</scale>
    <type>Currency</type>
</CustomField>

プロセス自動化の設定

Salesforceでは、業務プロセスを自動化するためのさまざまなツールが用意されています。以下は、プロジェクトのステータスが「完了」に変更されたときに自動で通知を送るFlow設定例です:

レポートとダッシュボードの作成

データを可視化するためのレポートとダッシュボードは、Salesforce管理者の重要な業務の一つです:

レポート作成用のSOQLクエリ例
-- プロジェクト状況の集計クエリ例
SELECT Status__c, COUNT(Id) RecordCount
FROM Project__c
GROUP BY Status__c

-- 担当者別のプロジェクト数
SELECT Owner.Name, COUNT(Id) ProjectCount
FROM Project__c
GROUP BY Owner.Name
ORDER BY ProjectCount DESC

-- 期限が今月のプロジェクト
SELECT Name, DueDate__c, Status__c, Owner.Name
FROM Project__c
WHERE DueDate__c = THIS_MONTH
ORDER BY DueDate__c ASC

👨‍💼 資格取得後のキャリアパス

Salesforce認定管理者資格を取得すると、さまざまなキャリアの可能性が広がります:

  1. Salesforce管理者:企業のSalesforce環境の管理と最適化を担当[^2][^4]
  2. ビジネスアナリスト:Salesforceを活用したビジネスプロセス改善[^4]
  3. セールスオペレーションスペシャリスト:営業チームの効率化支援[^4]
  4. カスタマーサクセスマネージャー:顧客の成功に向けたSalesforce活用支援

さらにスキルを伸ばすために、以下の上位資格も検討できます:

  • 上級管理者(Advanced Administrator)[^7]
  • Platform App Builder[^7]
  • CPQスペシャリスト[^7]
  • セキュリティスペシャリスト[^7]

🔄 資格の維持方法

Salesforce認定資格は、取得して終わりではありません。最新の機能や知識を維持するために、定期的な更新が必要です[^9]:

  • 年に1回のリリース更新モジュールを完了する必要があります
  • Trailheadの専用モジュールで更新作業を行います
  • 期限内に更新しないと資格が失効します

現在の更新期限は以下の通りです(2025年3月現在)[^7]:

  • Spring '24 更新期限:2025年4月
  • Summer '24 更新期限:2025年8月
  • Winter '25 更新期限:2025年12月

📝 まとめ

Salesforce認定管理者資格は、今後のキャリアの可能性を大きく広げる価値ある資格です。資格取得には一定の学習と準備が必要ですが、本記事で紹介した方法で計画的に学習を進めれば、確実に合格を目指せます。

特に重要なポイントをまとめると:

  1. Trailheadを活用した体系的な学習
  2. 実践環境での経験を積む
  3. 模擬試験で弱点を把握して強化する
  4. コミュニティを活用して疑問点を解決する
  5. 資格取得後も継続的な学習で最新知識を維持する

Salesforceのエコシステムは今後も拡大し続けるでしょう。ぜひこの機会に認定管理者資格の取得にチャレンジしてみてください!

本記事の情報は2025年3月時点のものです。最新の試験情報については必ず公式サイトでご確認ください。

最後に:業務委託のご相談を承ります

私は業務委託エンジニアとしてWEB制作やシステム開発を請け負っています。最新技術を活用したレスポンシブなWebサイト制作、インタラクティブなアプリケーション開発、API連携など幅広いご要望に対応可能です。

「課題解決に向けた即戦力が欲しい」「高品質なWeb制作を依頼したい」という方は、お気軽にご相談ください。一緒にビジネスの成長を目指しましょう!

👉 ポートフォリオ

🌳 らくらくサイト

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?