🚀 入力からシェアまで！簡単PHPでURL生成サイト構築ガイド

Posted at 2025-02-04

🔗 URLを発行するサイトの作成方法について

こんにちは、エンジニア仲間の皆さん！
今回は、ユーザーが値を入力して、その入力値を反映した動的なページを作成し、パーマリンク形式のURLを発行する仕組みについて解説します。この記事では、PHPを使ったバックエンド処理と、URLリライト（.htaccess）の設定例、さらにフロントエンドのサンプルコードを交えて、初心者にも分かりやすく説明します。💻✨

🎯 基本的な流れ

この仕組みでは、以下のステップが必要になります。

ユーザー入力フォームの作成
ユーザーが値を入力するためのHTMLフォームを用意します。
バックエンドでのデータ保存
入力されたデータを受け取り、データベースに保存します。保存時に一意な識別子（例：ランダム文字列や自動採番のID）を生成します。
パーマリンクURLの生成
生成した識別子を使い、www.example.com/view/123 のようなURLを作成します。
※このために、Apacheの.htaccessによるURLリライトが必要になります。
動的ページの表示
リクエストされたURL内の識別子を取得し、データベースから該当データを読み出して表示します。

以下のMermaid図で、流れを視覚的に示しています。

🛠️ 実装例

1. ユーザー入力フォーム（index.php）

以下のコードはシンプルなHTMLフォームの例です。
ユーザーが入力し、「送信」ボタンを押すと、submit.php にデータをPOSTします。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>データ入力ページ</title>
</head>
<body>
  <h1>情報を入力してください ✏️</h1>
  <form action="submit.php" method="post">
    <label for="data">あなたのメッセージ:</label>
    <input id="data" name="data" type="text" required>
    <button type="submit">送信</button>
  </form>
</body>
</html>

2. バックエンド処理（submit.php）

受け取ったデータをデータベースに保存し、一意なIDを生成します。ここでは例として、簡単なPHPコードを示します。

<?php
// データベース接続設定 (PDOの例)
$dsn = 'mysql:host=localhost;dbname=yourDB;charset=utf8mb4';
$user = 'dbuser';
$password = 'dbpassword';
$options = [PDO::ATTR_ERRMODE => PDO::ERRMODE_EXCEPTION];

try {
    $pdo = new PDO($dsn, $user, $password, $options);
} catch(PDOException $e) {
    die("DB接続エラー: " . $e->getMessage());
}

// フォームからのデータ受信
$data = trim($_POST['data']);

// 一意の識別子を生成（例：ランダムな10文字の文字列）
$identifier = substr(str_shuffle("0123456789abcdefghijklmnopqrstuvwxyz"), 0, 10);

// DBにデータ挿入
$stmt = $pdo->prepare("INSERT INTO data_table (identifier, data) VALUES (:identifier, :data)");
$stmt->execute(['identifier' => $identifier, 'data' => $data]);

// 発行するURLを作成（.htaccessでリライト設定済み）
$url = "https://www.example.com/view/" . $identifier;

// ユーザーにURLを表示
echo "あなたのデータは保存されました！シェア用URL: <a href='{$url}'>{$url}</a>";
?>

3. .htaccessによるURLリライト設定

Apacheを使っている場合、.htaccess に以下のような設定を行うことで、www.example.com/view/識別子 の形式のURLを内部的にview.phpにリダイレクトできます。

RewriteEngine On
RewriteRule ^view/([0-9a-zA-Z]+)$ view.php?id=$1 [L,QSA]

4. 動的ページ表示（view.php）

リライトされたURLで受け取った識別子を元に、保存されたデータをデータベースから取得して表示します。

<?php
// データベース接続設定 (submit.phpと同様)
$dsn = 'mysql:host=localhost;dbname=yourDB;charset=utf8mb4';
$user = 'dbuser';
$password = 'dbpassword';
$options = [PDO::ATTR_ERRMODE => PDO::ERRMODE_EXCEPTION];

try {
    $pdo = new PDO($dsn, $user, $password, $options);
} catch(PDOException $e) {
    die("DB接続エラー: " . $e->getMessage());
}

$identifier = $_GET['id'] ?? '';
if ($identifier) {
    $stmt = $pdo->prepare("SELECT data FROM data_table WHERE identifier = :identifier");
    $stmt->execute(['identifier' => $identifier]);
    $row = $stmt->fetch(PDO::FETCH_ASSOC);
    
    if ($row) {
        echo "<h1>あなたが入力した情報</h1>";
        echo "<p>" . htmlspecialchars($row['data'], ENT_QUOTES, 'UTF-8') . "</p>";
    } else {
        echo "データが見つかりませんでした。";
    }
} else {
    echo "無効なリクエストです。";
}
?>

💡 まとめ

ユーザー入力フォームからデータを受け取り、
PHPでデータを保存し一意な識別子を生成、
.htaccessのリライト機能で綺麗なURL（例：/view/識別子）を実現、
リライト先のPHPファイルで該当データを表示するという流れになります。

この仕組みを実装することで、PastebinやStack Overflowのように、ユーザー入力に基づいた動的なページを生成し、簡単にURLをシェアできるサイトを作成できます。ぜひ、自身のプロジェクトに取り入れて、ユーザーエクスペリエンスの向上を目指してください！🚀

Happy Coding! 👩‍💻👨‍💻

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