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いろいろなコンプレックスから社会人2年目でJavaSilverをとった話

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TL;DR

  • 文系卒プログラマとして情報系の資格だったり学位のないことへのコンプレックス
  • 業務で使う言語への理解度の低さへの焦り
  • 資格という目に見える結果を手に入れることで自信を持たす
  • メンタルも落ち着いたし全体的にかなり勉強になったのでもし同じような境遇の人がいれば取得はおすすめ、割と簡単

はじめに

はじめまして、TKといいます。
今年の4月で社会人2年目になる、文系大学卒のWebプログラマです。
今回はいろいろなコンプレックスからJavaSilverをとりましたので、いろいろ雑記程度に書いていきます。

なんでJavaSilverをとろうと思ったか

4月になり、社会人2年目になってふとこんなことを思うようになりました。
「業務は1年やってきたけど、プログラマとしての無免許感強いな、、、」
自分は文系大学卒パッション入社エンジニアで、入社まで個人的にコードを書いたりスクール的なところで勉強はしていたものの、ちゃんと勉強をしてきた証だったり学位だったり資格がなく、なんとなくやっているといえばなんとなくやっちゃってるという感じです。
多分気にならない人は気にならないと思う(ぶっちゃけ成果を出せたり圧倒的な実装力があれば問題ないような業界の気はするので)のですが、自分はここがすごい気になり、また自分の同期が情報系の学校を出ていて学位だったり資格を持っていたりすることもあり、なんとなくコンプレックス的なものになっていました。
また自分の中の課題として、言語への理解(Javaに限らず)があんまりできていないな、と感じることがよくありました(実装とかで変な躓きをする)。
去年はまず業務に慣れることが先行しすぎてここら辺については手が回りませんでしたが、2年目となりちょっと落ち着いたのでここらへんを自分の中で解決しようとなり、JavaSilverの資格勉強を始めることとしました。

勉強について

勉強についてはどのJavaSilverの合格記を見ても出てくる黒本を使って勉強しました。
黒本の使い方としては

  1. 一旦巻末の総合問題①を解き切ってみる
  2. 自分がどの程度問題を解けるかを認識
  3. 各テーマごとの問題を解説できるまで解く(ついでに手元でコードを書いて動かす)
  4. 総合問題①を90%くらいまで解けるようにする(各問題でなぜ答えがこうなるかを書きながら)
  5. 試験前日に総合問題②を解く

が個人的にはおすすめです。
3番に記載した**「各テーマごとの問題を解説できるまで解く(ついでに手元でコードを書いて動かす)」**が個人的には結構大事かと思っています。
単純に答えを暗記する、試験を合格するためには不要ですが、コードを書かないと試験外での効果がないと思っています。
実施に使ってみてこの記述はやっぱりダメなんだな、この場合でもエラーが起きるかなど手で理解するのが個人的には意味があると思ってます。
(Javaに慣れるという意味でもついでのAtCoderの過去問も解いたりして、ちょっとコードに慣れる練習もついでにしました)
ちなみに勉強期間としては上の方法で大体2ヶ月程度かかりました。

試験について

試験についてはいろいろな記事があるのでそれを参考にすれば問題ないと思います。
ちょろっとだけ書いておくと

  • ピアソンVueへの登録はOracleのアカウントからになっていた(案内があるので特に問題はないはず)
  • 試験にはパスポートと免許証のように個人を確認できるものだけを持っていけばいい(バウチャーなどは不要、受験票もなし)
  • 試験は3時間あるが終わった段階で帰れる(自分は1時間で帰れました)

みたいなところは他の記事には書いていないことかなと思います。
受験料が高かったり結構厳しそうな試験に見えますが、受験後すぐ退出できたりするのはゆるいんだな、という印象でした。
ちなみに合否判定は終了後即出ます。自分は合格できましたが、ここで不合格がすぐ出ると結構きそうだなと思いました。

受験後の自分の中で変わったこと、感想

受験後ですが、結構自分の中では変化があったと思います。
まずメンタル的な部分ですが、一個資格を取れただけですが少し自信がついてコンプレックスも落ち着きました。
何も資格なり持っていないのが自分の中でネガティブな要素だったっぽいです。
技術面で言うと、前よりJavaのソースコードがしっかり読めるようになったと思います。
以前のレベル感が低かった(interfaceとかについてはボヤッとした理解だったり)のもあるのですが、コードを追っていく中で躓くことが減った気がします。
また資格勉強中の期間に業務でJavaで作られているAPIの修正があったのですが、以前修正の時は1日程度かかっていたのが0.5日くらいまで減ったのも自分の中では結構大きな進歩と感じました(というか今までが何もわからなさすぎたというのが正しい気もする、、、)。

終わりに

文系大卒なりで情報系を学んでこなく、同期などにコンプレックスを持っている方って結構多いんじゃないかと個人的には思っています。
そういった方が資格を取ってみるというのは一つ自分を進歩させるいい手段だと思います。
おそらく資格なんか意味ないよ、といってくる人もいるとは思いますが、それはあくまで他の方の基準かなと自分は思います。
自分の中で一つ形になるものを持つことは結構心理的に安心できるんじゃないかと思います、少なくとも自分はそうです。
何かしらWebアプリなどを作るというのも手段としてはありますが、資格は何をすべきかが定まっていて、制作活動より楽なので個人的にはすごくおすすめです。
なので同じような境遇の方は資格を取ってみてもいいのかな、と思います。

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