はじめに
ごきげんよう、百合宮桜です!
今日はみんな大好き対面ミーティングで重要な「会議室」についてお話しします。
Power Automate で「会議室」を検索すると、以下の3つのアクションが出てきます。
これは Power Apps でも使うことができます
Power Automate | Power Apps |
---|---|
会議室の取得 | Office365Outlook.GetRoomsV2() |
会議室の一覧の取得 | Office365Outlook.GetRoomListsV2() |
会議室の一覧から会議室を取得 | Office365Outlook.GetRoomsInRoomListV2() |
それぞれ役割が異なります。
会議室の取得
会議室をリスト形式で取得します。ただ取得数の上限が100件なので、Outlook に登録されている会議室の合計数が100件以上の場合は100件までしか取得できません。
【Power Apps での取得結果】
Office365Outlook.GetRoomsV2().value
会議室の一覧の取得
会議室の一覧とは意味あるカテゴリーで会議室をリスト形式にわけたものです。
IT管理部門のように Outlook の管理権限がある人が設定できます。
この「会議室の一覧」が設定されていると、本アクションで会議室の一覧が取得できます。
【Power Automate での取得結果】
【Power Apps での取得結果】
Office365Outlook.GetRoomListsV2().value
この会議室の一覧が登録されていると、次の「会議室の一覧から会議室を取得」アクションが利用できるようになります・
会議室の一覧から会議室を取得
会議室の一覧を指定して、その一覧から会議室を取得する方法です。
結果は配列でかえります。
【Power Apps での取得結果】
Office365Outlook.GetRoomsInRoomListV2("会議室一覧のメールアドレス").value
会議室一覧のメールアドレスは「会議室の一覧の取得」で取得することができます。
おわりに
うまく使えば、会議室の取得上限である 100 件を回避しつつ、会議室を動的に取得できます。各アクションを上手に使い分けてくださいね(≧▽≦)
それではごきげんよう♪