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Power Apps から GoogleDrive に画像を保存してみる

Last updated at Posted at 2024-10-18

ごきげんよう、百合宮桜です。
Microsoft 365 にどっぷり漬かりすぎて、外部コネクタを試せていなかったので、久々に試してみました(*'▽')
今回は、Power Apps のアプリからGoogleDrive に画像を保存する時のパターンを紹介します。

アプリのイメージはこんな感じで、画像の追加コントロールで画像を指定して、ボタンを押したタイミングでGoogleDriveに画像が保存されます。

image.png

保存方法は大きく分けて2パターンあります。

  • Power Apps と Power Automate を連携する方法
  • Power Apps オンリーで保存する方法

それぞれ見ていきましょう!

Power Automate との連携

フローの作成

Power Automate と連携する場合はフローを作成します。

image.png

  1. トリガーにはファイルコンテンツ(画像のことです)を入れる箱を用意してあげましょう
    image.png

    image.png

    image.png

  2. GoogleDriveのアクションは「ファイルの作成」を利用します
    ファイル名とファイルコンテンツは、動的なコンテンツからトリガーで取得したものを指定しましょう。
    image.png

これでフローは完成です。必ず保存してくださいね(*'▽')

アプリからの連携処理

  1. アプリにフローを追加します
    image.png
    image.png

  2. ボタンの OnSelect プロパティに以下の式を入力します

    フロー名.Run(
    //{}内がトリガーのファイルコンテンツに入力される
    {
        //現在時刻で画像の名前を指定
        name:Text(Now(),"yyyymmddhhmmss"),
    
        //画像のファイルコンテンツを指定
        contentBytes:UploadedImage1.Image
    }
    )
    

    フロー名.Run() は Power Automate のフローを実行する為の関数です。
    ()内にPower Apps → Power Automate へ受け渡す引数が入ります。
    ファイルを受け渡す時は{}内に name と ContentBytes が入っているのがルールです。

これで連携完了です。ボタンをクリックすれば、画像が GoogleDrive に保存されます。
image.png

Power Apps だけで画像を保存する方法

こちらはシンプルで、コネクタを追加し、ボタンの OnSelect プロパティに式を書くだけです。

  1. データ > データの追加 から「GoogleDrive」を追加します

    image.png
    image.png

  2. ボタンの OnSelect プロパティに以下の式を入力します

    GoogleDrive.CreateFile(フォルダーのパス,ファイル名,ファイルコンテンツ)
    

    GoogleDrive.CreateFile() でGoogleDrive にファイルを作成するという指示になります。
    ()内には指定する引数を入れます。
    Microsoft Learn を確認すると、ファイルの作成に必要な引数は、フォルダーのパス・ファイル名・ファイルコンテンツの3つです。
    image.png

    https://learn.microsoft.com/ja-jp/connectors/googledrive/#%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E4%BD%9C%E6%88%90

    フォルダーのパスとファイル名は文字列なので、直打ちの場合は"" で囲ってあげましょう。
    フォルダーの階層は / で表現できます。

    私はこんな感じで指定しました。

    GoogleDrive.CreateFile("/Test",Text(Now(),"yyyymmddhhmmss"),UploadedImage1.Image)
    

    以上で完了です。

終わりに

今回は GoogleDrive への画像の保存方法を紹介しました。
どちらが使いやすいかはヒトによって、要件によってそれぞれだと思います。
いざという時の為に引き出しは多く持っておきましょう♪

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