この記事を読むとわかること
HTTPSでGitHubリポジトリをクローンする場合、MacOSXにおいて、バージョン1.7.10以降のGitではosxkeychain資格情報ヘルパーが使える。これを使うと、OSのキーチェーンにOSのユーザーアカウントの認証情報がキャッシュされ、有効期限切れもない。これで資格情報を変更しない限り、接続のたびに認証情報の入力が不要になる。
ちなみにHomebrewを使用してGitをインストールした場合、osxkeychainヘルパーはすでにインストールされている。
前提条件
OSバージョン: macOS Mojave Version 10.14.6
homebrewがインストール済みであること
gitバージョン: 2.27.0
手順
1. Gitの認証情報ヘルパーがすでにインストール済みかを確認する
$ git credential-osxkeychain
usage: git credential-osxkeychain <get|store|erase>
上記のように出力されればインストール済み。
上記のような表示と違う場合はGitのマニュアルのこのページの手順2を実行して認証情報ヘルパーをインストールする。
2. グローバルcredential.helper構成を使用してosxkeychainヘルパーを使用するようGitに指示する
$ git config --global credential.helper osxkeychain
$
終わり。
参考情報
[Cloning with HTTPS URLs (recommended) (docs.github.com)]
(https://docs.github.com/en/github/using-git/which-remote-url-should-i-use#cloning-with-https-urls-recommended)
[Caching your GitHub credentials in Git (docs.github.com)]
(https://docs.github.com/en/github/using-git/caching-your-github-credentials-in-git)
[7.14 Git Tools - Credential Storage (git-scm.com)]
(https://git-scm.com/book/en/v2/Git-Tools-Credential-Storage)
[Getting Started with Git and GitHub (Codecademy Articles)]
(https://www.codecademy.com/articles/f1-u3-git-setup)