こんにちは。
ワケあってインストーラ版ではなく、OSGeo4Wで入れたQGISを使っている@Yunie564です。
ある日、OSGeo4W経由でQGISをアップデートしたら、起動しなくなった(下記参照)ので、クリーンインストールしました。
このとき、何度か躓いたので、備忘録がてら記事にまとめておきます。
#前提
僕個人に起こったことなので、皆さんに起こるとは限らないです。
対処も書いてありますが、これまた皆さんの状況に対処できるかどうかもわかりません。
#起こったこと
- Windows 10 Pro x64
- OSGeo4W(x64)でインストール
- 全コンポーネントインストール
って感じだったのを、アップデートしたらGDAL(とそれに依存するツール)とQGISが起動しなくなった。
頻繁に使うQGIS(2.18/2.99)を起動しようとすると、どちらも「qgis_core.dllがない」とメッセージを出して強制終了。
幸い、OSGeo4W絡みの設定やプラグインのほとんどはインストールフォルダと別の場所にあり、クリーンインストールしても良い環境だったので、クリーンインストールすることにしました。
#「クリーンインストール」のやりかた
いわゆる「OSGeo4Wのクリーンインストール」は、以下の作業をするとできるようです。
#そして環境の復旧へ・・・
##OSGeo4Wの再実行
OSGeo4Wのセットアップを起動して、ツールやコンポーネントを再インストール。
##OSGeo4Wに追加したライブラリ等のインストール
OSGeo4W配下のPythonにpipで入れたライブラリなども上記作業できれいさっぱりなくなっているので、こちらも再インストール。
#何に躓いたのか?
まず、OSGeo4Wのセットアップ(アドバンスインストール)で、すべてのコンポーネントを「ReInstall」を選択するも失敗。
次に、インストールフォルダを削除して、再度すべてのコンポーネントをインストールするも失敗。
3度目の正直!と意気込んで、インストールフォルダとスタートメニューを削除して試行するも失敗。。
最終的に、上記のように、インストールフォルダ、スタートメニューフォルダ、DL用フォルダを削除してセットアップが成功。
OSGeo4Wが具体的にどのような動作をしているかは不明ですが、きれいさっぱり入れ直すなら、DL用フォルダもキレイにしておく必要があるのでしょうかね?