クラウドプラクティショナーとは
Amazonが運営するクラウドサービス
「Amazon Web Services(AWS)」の公式認定資格です。
AWS認定資格の中でも土台となるクラウドの全体的な基礎が問われる資格になります。
そもそもクラウドとは
簡単にいうと「ユーザーがソフトウェアを持たなくても、ネットを通じてサービスを利用する」というもの
そして「必要な時に必要な量だけ利用できる」ITサービスをクラウドと言います。
サービスとして提供されるもの
「コンピューティング・データベース・ストレージ・アプリケーション」をはじめとしたITリソース
なぜクラウドが必要なのか
最も多い意見としては「資産・保守体制を会社が持つ必要性がない」
こちらの理由に加え、「場所・機器を選ばずに利用できる」「安定運用・可用性が高くなる」
といった複数の理由があります。
クラウドのメリット・デメリット
はじめにメリットですが、ビジネスとしてスピードが求められる現在、ビジネスを支えるITシステムに迅速さと柔軟性が求められます。
なのでクラウドであれば、物理的な機器の設置は不要、サービスの変更にもメニュー選択するだけで完了する場合も多く、まさに現在求められている「柔軟性・迅速性」の利用が可能です。
続いてデメリットになりますが、その前にオンプレミスについて説明します。
オンプレミスとは、インフラの構築に必要となるサーバーやネットワーク機器を自社で保有・運用するシステムです。
クラウドで利用できるサービスをわざわざ自社で保有するのにも理由があります。
クラウドではサービス提供者の都合に影響されることがありますが、オンプレミスでは自社の都合を優先してシステムを運用できるメリットに加え、利用するサーバーやネットワーク機器などを自由に選択できるのが大まかな理由になります。
オンプレミスで説明したことを踏まえ、クラウドのデメリットについて説明します。
デメリットとしましては、外部サーバーであるため、
「カスタマイズ性・障害作業に即時対応不可・サーバー自体がサイバー攻撃に狙われやすい」
などがデメリットの理由として挙げられます。
ですが、これらの理由を踏まえてもクラウドを利用するメリットは大きいと思います。
試験概要について
試験時間
90分
問題数
65問
合格基準
700点以上
問題タイプ
選択問題方式
受験料
11,000(税別)
受験場所
テストセンターでのCBTにおける試験
※自宅でも受けられますが、カメラなどカンニング対策として事前に準備が必要です。
受験対象者
公式サイトで対象とされている受験対象者は
・AWSクラウドに6ヶ月間触れている
・AWSクラウドにおけるサービスに関する知識がある
・課金、セキュリティコンセプト、クラウドがビジネスにどのような影響を与えるかの知識がある
こちらは推奨されている受験対象者のため、実際には実務経験なしで1ヶ月ほどで取る方もいます。
取得するメリット
未経験からエンジニアに転職する場合や、学生の場合、AWSの基礎的な要素を理解しているという証明になります。
もちろん、現役エンジニアの場合でも資格取得のモチベーションやクラウドに関する知識を活用できるようにもなります。
勉強方法
まずは、クラウドとはどういうものかを実際に動画を視聴して知ってください。
YouTubeに載っていますので個人的にわかりやすいと思ったリンクを貼っておきます。
https://youtu.be/2a9w43E8irg
次に、クラウドプラクティショナー(CLF)の問題集をひたすら解くことです。
いきなり問題を解いてもわからないと思いますが、英語が少し読める方でしたら、
単語の意味だけで理解できる問題もあります。
わからない問題は随時解説や、ネットで調べたりして深く理解することです。
いきなり覚えようとしても絶対に理解できるわけではないので、
YouTubeや、ネット検索でゆっくり覚えていくのが大切です。
まとめ
最後になりますが、実際にクラウドサービスを利用してみてください。
設定次第で金額が大きく変わるので、逆にいってしまえば格安で利用できます。
未経験エンジニアとして初めて取得する資格に最適かつ、副業するのにも使える知識にもなってくると思いますのでこれらの内容を踏まえぜひ、勉強してみてください。