AWSのASAとか勉強したいな〜
AWS使えって言われたけどマネジメントコンソール以前にcloud的な考え方って・・・
的なとき、どんな事を勉強して、どんな資料を読めばいいかわかりません。よね?
とりあえずここから始めるといいよというお話。
コンセプトは雑に、短時間で、なんとなく。
とりあえずこの製品は(名前くらい)知っておいて!
コンピューティング
Amazon EC2
→一言でいうよ!:自由に使えるサーバー。いろいろなカスタムOSもあるよ!
ストレージとコンテンツ配信
Amazon S3
→一言でいうよ!:どれだけ突っ込んでも大丈夫なDropbox しかもデータがまず消えないよ!
Amazon CloudFront
→一言でいうよ!:世界中に向けて動画配信したい時に便利だよ!
Amazon EBS
→一言でいうよ!:HDDみたいなイメージだよ!
データベース
Amazon RDS
→一言でいうよ!:設定しないで使えるデータベースサーバーだよ!Oracleとかも使えるよ!
Amazon DynamoDB
→一言でいうよ!:容量気にせず使えるDBだよ!でもリレーショナルじゃないよ!
ネットワーク
Amazon VPC
→一言でいうよ!:俺の世界!(AWS上での)
Elastic Load Balancing
→一言でいうよ!:ロードバランサだよ!
Amazon Rute53
→一言でいうよ!:AWSがやってるDNSサービスだよ
管理ツール
AWS CloudWatch
→一言でいうよ!:AWS上のリソース監視するよ!
AWS CloudTrail
→一言でいうよ!:操作変更全部ログ取るよ!
AWS CloudFormation
→一言でいうよ!:設計書くれれば同じの作るよ!(設計書:JSONで書いた構成図)
セキュリティとID
AWS Identity and Access Management (IAM)
→一言でいうよ!:ユーザーとセキュリティ管理はまかせろよ!
なんで多重化しなきゃいけないの?コストの無駄でしょ?
クラウドを使うなら知っておいて!可用性のお話
参考:AWSにおける可用性の考え方(Developers.IO)
言わずと知れたブログの会社さんの記事です。
この記事を3回読んでください。
読む時間がない方のために記事の内容を記事の言葉でまとめます。
サーバは落ちるもの、データセンタは止まるもの
だから多重化するんです。
俺悪くねーし!『責任共有モデル』という考え方
AWSは明確にどこまでがAWSの責任範囲、どこからがユーザーが責任を持って管理する範囲とドキュメントで公開しています。
これ、すごく大事なので確認しておきましょうね。
参考:AWSの共有責任モデル(shared responsibility model)
わかりやすい資料になっているのでよく目を通しましょう。
大雑把にいうとユーザーが触れないブラックボックスになってるところはAWSが責任をもって管理するよ!ってことです。
AWSでサーバー立てるぞ!...でもAWSって?編
とりあえずやってみるとき最初にぶつかる問題。
まず、アカウント取ってみるか・・・
参考[AWS]アカウントの削除と再取得の方法[アカウント再取得編]
昔書いた記事です。再取得って書いていますが、初めての取得もやり方は同じです。
よし、サーバー立てるぞ!
VPCによる基本的な構成・・・もうこれ、武術でいうところの型みたいなもんだと思ってください。
とりあえずこれを参考に同じものを用意してみるところから始めるといいと思います。
参考:Amazon VPCを使ったミニマム構成のサーバ環境を構築する(Developers.IO)
辿り着く先は常に一つ・・・
AWS的なクセのようなもの編
VPCとNonVPC
さっきVPCVPC言いましたけど、これってAWSの歴史的には最初から無かったから古代史と区別しなきゃいけません。
EC2 Classicとか言われたらああ、古代史のお話ね・・・って思ってください。
参考:EC2-ClassicからVPC そしてDefaultへ
こちらの資料にまとまっているので古代と現代の違いを確認して技術の進化に感謝しましょう。
AWSのストレージに関して
えふぇらめるでぃすくだとかEBSだとかS3だとか・・・何が違うんだよ!
わかるわ(cv:東山奈央)
参考:AWS上で使えるストレージ十番勝負
この資料を読んでください。そして一緒に言いましょう『わかるわ()』
結果整合性
S3とかで出てくるお話です。
ざっくり言うと、そのうち全部更新するから〜
-
読み取り一貫性
常に返ってくるデータは一意であることを保証する -
結果整合性
「更新はそのうち全体に反映される」
そのうち最新のデータが全体に反映されるが、タイミングによっては古いデータも返ってくる
スポット・インスタンスとリザーブド・インスタンス
スポットインスタンス
参考:AWS公式ドキュメント
スポットインスタンスは需要と供給によって価格が決まる入札型のインスタンスです。
最初に指定した金額よりインスタンスが安い限りインスタンスを利用することができます。
→指定金額を超えるとインスタンスは強制的に落とされます
課金は1時間毎の課金で切り上です。
AWSさんのサービス精神なのか、価格変動の関係で1時間以内にインスタンスが落とされた場合は切り捨てとなり課金されません。
夜間のバッチ処理なんかにどーよ的に。
リザーブドインスタンス
Amazon EC2 リザーブドインスタンスでは、Amazon EC2 のコンピューティング性能を 1 年間または 3 年間予約することで、オンデマンドインスタンスに比べて時間料金の大幅な割引 (最大 75%) が受けられるインスタンスです。(公式より引用)
なお、わかりにくかった中度利用、軽度利用などは廃止されました。やったね!
参考:Amazon EC2のリザーブドインスタンスで重度の購入オプション拡充&軽度/中度の廃止
ざっとこのくらい。
各論的なお話はまた気が向いたら書きます。