read コマンドは、 \ があると基本的にそれを無視してしまう。
(read line <<< 'hello\nworld'; echo $line)
# => hellonworld
-r オプションを付与すると、バックスラッシュの特殊な挙動を抑制し、ただの文字として扱うことができる。
(read -r line <<< 'hello\nworld'; echo $line)
# => hello\nworld
-r オプションで抑制される特殊な挙動は何があるかというと、 line continuation と、IFSの抑制がある模様。
(read line <<EOF; echo $line)
hello \
world
EOF
# => hello world
(read x y <<< 'foo\ bar baz'; echo "<$x><$y>")
# => <foo bar><baz>