概要
- MATLABでグラフの色や太さを設定する時,
"Color", "r"
や"LineWidth", 1.0
などのパラメータをplot
に与えるが,色や太さを細かく設定しようとすると長くなりがちである. - さらに,色や太さの設定をコード内で使いまわすことができない.
- cell配列を使えば,簡潔に表記できる上に再利用も行いやすいため,本記事ではその方法を紹介する.
サンプルコード
style1 = {'Color',"r","LineWidth",3.0};
style2 = {'Color',"g","LineWidth",2.0};
style3 = {'Color',"b","LineWidth",1.0};
x = 0:pi/100:2*pi;
y1 = sin(x);
y2 = 2*sin(x);
y3 = 3*sin(x);
plot(x,y1,style1{:});
hold on
plot(x,y2,style2{:});
hold on
plot(x,y3,style3{:});
-
style1
やstyle2
のように,cell配列内に色や太さを指定するためのパラメータをいつも通り書く. -
plot
に渡す際は,style1{:}
やstyle2{:}
のように表記する. - cell配列は
cell{:}
とすることで,配列の各要素を展開して関数に渡すことができる.