pyenvのinstallのドキュメントがややこしい
基本はpyenvのドキュメントを見れば良いのですが、ぱっと理解できずまとめておきます
EC2のスペック
最初スペックがいらないのでt3.nano、EBS8GBでインストールしようとしたのですがメモリ・ストレージ(tmpディレクトリ)が足りなくてインストールできなかったので今回はt3.small,16GBでインストールしています。
手順
1. 事前に必要な開発ツールをインストール
# pyenvに必要なものをinstall
sudo yum groupinstall "Development Tools"
sudo yum install -y bzip2-devel ncurses-devel libffi-devel readline-devel openssl-devel zlib-devel
2. pyenvのインストール
curl https://pyenv.run | bash
3. パスを通す
ここは2番のコマンドを実行するとメッセージでパスの通し方が表示されます。その通りにやれば良いのですが、今回
AmazonLinux2023環境では以下の記述が必要でした。
~/.bash_profile
export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"
[[ -d $PYENV_ROOT/bin ]] && export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"
eval "$(pyenv init -)"
~/.bashrc
export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"
[[ -d $PYENV_ROOT/bin ]] && export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"
eval "$(pyenv init -)"
eval "$(pyenv virtualenv-init -)"
4. python3.12のインストール
pyenv install 3.12.1
# python3.12.1に切り替え
pyenv global 3.12.1
# バージョンの確認
python -V
以上です。簡単ですが、インスタンスのスペックや事前に必要なもの、パスの通し方などちょこちょこつまずきポイントがありました