本記事は公開情報を元に書いております。
おおよその位置情報
新しい設定により、正確な位置情報の代わりに、あなたのおおよその現在位置をアプリと共有するオプションを選べます。
参照:iOS 14で登場する新機能
位置情報がユーザーの権限設定で、正確な位置情報を提供するかおおよその位置情報を提供するか選択できるようになるようです。
accuracyAuthorizationの追加
CLLocationManager
にaccuracyAuthorizationというプロパティが追加されます。.fullAccuracy
と.reducedAccuracy
の値が入る可能性があります。
If the value of this property is CLAccuracyAuthorization.fullAccuracy, you can set the desiredAccuracy property to any value. If the value is CLAccuracyAuthorization.reducedAccuracy, setting desiredAccuracy to a value other than kCLLocationAccuracyReduced has no effect on the location information, and your app can’t use region monitoring or beacon ranging.
上記は公式ドキュメントの引用ですが、 .fullAccuracy
が設定されている場合は位置情報の精度を自由に設定できるが、. reducedAccuracy
が設定されている場合はkCLLocationAccuracyReduced
以外の値は無効になり、region monitorning(ジオフェンス)とbeacon ranging(ビーコン検知)ができなくなるようです。
またWWDCの動画をみると全体的に位置情報周りの変更がわかります