教養としての仏教
最近は、一般教養(リベラルアーツ)の重要性が見直されてきているようです。一般教養といっても、読み書きそろばんを含めて非常に範囲が広いですが、それらの土台になる人としての道徳や良く生きるための力を大事にしたいものです。それには初期仏教の教えがうってつけです。
(初期)仏教は信仰の邪魔にならない
現在でこそ仏教は宗教にカテゴライズされていますが、元々は単なる教えなので宗教的な信仰とは関係ありません。ブッダも「あなた方の(元々の信仰の)修行が終わったら、教えを聞きに来てください」と言っています。
仏教の勉強をすることは、現在の信仰に背くことにはなりません。いつでも誰でも勉強することが出来ます。何かを信じたりお祈りを捧げる(念仏さえも!)必要もありません。ただ、勉強して出来る範囲で実践すれば良いのです。
時間とお金の節約
これはすぐに利益が享受出来るし、忙しいビジネスパーソンにも嬉しいのではないでしょうか?
どういうことかというと、単純に書籍の購入代金と読書に裂く時間が浮きます。次から次へと自己啓発書やビジネス本が出版されますが、読んでみるとどれもこれも仏教書に書いてあることばかりです。それもそのはずで、優れたビジネス書を書いている方々はそもそも仏教の影響を受けていることも少なくないのです。それであれば、その原典にあたってみるのは道理にかなっていると言えます。
仏教書もたくさん出版されていますが、とりあえずダンマパダ(法句経)を読んでみてはいかがでしょうか?オススメは
です。さらに興味が出てくるようであれば、他の書籍を手に取ってみてください。
子育てや人材育成にも
どうやって子供や後輩を教育したりすれば良いのか迷うこともあると思います。そんな時にも仏教は頼りになります。年齢順に
がオススメです。子供向けのものであっても、心に迫るものがあります。
信頼度
仏教は約2,500年前に興っています。仏教は盲目的に信じるものではなく、論理体系になっていて、お寺では時の天才達がよってたかってその論理に穴がないか、どのような体系になっているのかを研究し続けていて、それでも現在に至るまで欠陥が見つかっていません。
長く厳しい検証を経た、信頼に足る情報源だと思いませんか?