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怒りを UML で表現してみた

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怒ってはならない

 仏教では怒ってはならないと説きます。確かに怒らなければ争いごとは起きそうもありません。

 仏教は論理的なため理系的な記述とも相性が良さそうだなと思っていました。そこで、手始めに「怒り」を UML で表現してみることにしました。
 なお表記などはアルボムッレ・スマナサーラ長老の「怒らないこと 2」を参考にさせて頂きました。

怒りの種類

 怒りは以下の 10 種類に分類されるそうです。

  • dosa「基本的な怒り」
  • vera「激怒」
  • upanaha「怨み」
  • makkha「軽視」
  • palasa「張り合い」
  • issa「嫉妬」
  • macchariya「物惜しみ」
  • dubbaca「反抗心」
  • kukkucca「後悔」
  • byapada 「激怒」異常な怒り

 一見、怒りと関係無さそうな「軽視」や「物惜しみ」も、「あいつを認めてなんかやるもんか!」や「こんな美味しいもの他の人にやるもんか!」という怒りの派生とするのが興味深いです。

 そうなると「基本的な怒り」を基本クラスにしたクラス図が描けそうです。「基本的な怒り」も存在するので抽象クラスにはしなくて良さそうです。

PlantUML で記述する

 シンプルに日本語表記だけにして、dosa「基本的な怒り」は単に「怒り」とし、byapada 「激怒」は vera の「激怒」と被ってしまうので、「異常な怒り」とすることにしました。

PlantUML で記述すると以下のようになりました。

怒り <|-- 激怒
怒り <|-- 怨み
怒り <|-- 軽視
怒り <|-- 張り合い
怒り <|-- 嫉妬
怒り <|-- 物惜しみ
怒り <|-- 反抗心
怒り <|-- 後悔
怒り <|-- 異常な怒り

結果

 このように怒りが UML で表現できました!
angry_types.png

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