なにこれ
ちょっとした作業をするのにディレクトリを作りたいが、適当な名前が思い浮かばない時にランダムな名前をつける方法です。
シェルスクリプト
ランダムな名前のディレクトリを直下に作り、そのディレクトリに移動するスクリプトです。
シェルスクリプトとして呼び出すときは . random_dir.sh
のように呼び出してください。
そうしないとディレクトリを移動できません。シェルスクリプトは通常、子プロセスとして起動され、その実行が終了するとプロセスが終了し、親プロセスには影響を与えないからです。
random_dir.sh
RAND_DIR_NAME=`head -c 4 /dev/random | sha256sum | awk '{print $1}' | cut -c 1-5`;
mkdir $RAND_DIR_NAME
cd $RAND_DIR_NAME
このスクリプトでは、/dev/random
から取り出した乱数のハッシュ値を基にした名前のディレクトリを作成します。
ディレクトリ名を、ハッシュ値の最初の5文字をcut -c 1-5
で取り出して作っているのは見やすさとタイプしやすさのためです。
mktemp コマンド
上記のシェルスクリプトを書いた後に検索して知ったのですが、こういうケースのためのコマンドもあるようです。
上のスクリプトはかぶりを考慮していないので大量に作りたいときはこっちを使うと良いと思います。
下のコマンドで適当なディレクトリやファイルを作成できます。
# Xの数の文字数のランダムな名前のディレクトリを作るコマンド
mktemp -d xxxxxx
# ランダムな名前の .ts ファイルを作る
mktemp XXXXXX.ts