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VirtualBoxに仮想マシンを作成してSSH接続する

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目標

VirtualBoxに入れたCentOSにMacからssh接続する。

はじめに

仮想化ソフトを使って開発環境をつくることくらいサクッとできなければなりません(自戒)。

環境

  • MacOS Sierra バージョン10.12.4

必要なもの

  • VirtualBox
  • CentOS

手順

ゲストOSを入手する

ここの任意のURLからOSのイメージファイルをダウンロードしてください。
今回はゲストOSとしてCentOS7(minimal)を選択しています。

VirtualBoxのインストールと初期設定

VirtualBox公式サイトから最新のVirtualBox(platform packages)をダウンロードします。インストール後ファイルを開くと画面が出るので、「Double click on this icon」をダブルクリックしてインストールを開始します。

仮想マシンの初期設定

VirtualBoxを起動します。
水色の「新規」ボタンを押すと名前やディスクサイズの設定画面が開くので、ゲストOSの種類や開発環境の要件に合わせて設定を行います。私は以下のような設定にしました。

  • 名前:CentOS7-minimal
  • タイプ:Linux
  • バージョン:Red Had(64-bit)
  • ファイルサイズ:4GB
  • ハードディスクのファイルタイプ:VID
  • 物理ハードディスクにあるストレージ:固定サイズ

「作成」ボタンを押して初期設定は完了です。

ネットワーク設定①

VirtualBoxの環境設定

VirtualBoxの環境設定 > ネットワーク > ホストオンリーネットワーク を選択します。 画面右に3つあるアイコンのうち、一番上の「追加」ボタンを押すと、新しいホストオンリーネットワークが追加されます。次に一番下の「編集」ボタンをクリックしてIPアドレスなどの設定画面を開きます。
ここでIPv4アドレスをメモしておきます。通常は192.168.56.XXXになっているようです。さらにDHCPアダプターのタブを開き、サーバーを無効化します。

仮想マシンの設定

先ほど作成した仮想マシンの設定画面を開きます。
ネットワーク > アダプター1のタブを開き、「割り当て」を「ホストオンリーアダプター」に変更し、「名前」として上で追加したホストオンリーネットワークを選択します。

ゲストOSインストール

仮想マシンを起動します。起動すると起動ハードディスク設定画面が出るので、最初にダウンロードしたCentOSのファイルを指定し、OSのインストールを開始します。rootのパスワード設定もここで行います。インストール後にrootユーザーでロングインできればOSのインストールは完了です。

CentOSのネットワーク設定

MacとCentOSを接続するための設定を行います。

NetworkManagerを開く

CentOSにrootでログインしている状態で次のコマンドを実行します。
nmtui

アドレスを設定する

Edit a connection > enp0s3 を選択します。enp0s3というのが、VirtualBoxでいうところの「アダプター1」に該当します。 以下のように設定します。

  • IP4v Configuration : Manual
    • Addresses : 上でメモしたIP4vアドレス(192.168.56.XXX/24)。XXXに任意のホストアドレス。
  • IP6v Configuration : ignore
  • [x]Automatically connect
  • [x]Available to all users

変更反映と確認

設定後、以下のコマンドでNetworkManagerの設定反映とネットワークの再起動を行います。
service NetworkManager restart
service network restart

ip address showでenp0s3のアドレスが設定通りに変更されていることを確認します。

接続確認

Macのターミナルからssh root@設定したIP4vアドレスでCentOSに接続できれば成功です。

さいごに

仕事で開発環境の構築に手間取ってしまったため、備忘録として書きました。間違いなどあれば指摘してくれると嬉しいです。

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