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php.iniの設定を変更して同時接続可能数を増やす

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同時接続可能数を増やすには?

webアプリの同時接続可能数を増やすには、コードの最適化をしてデータベースアクセス回数を減らしたり、AWSを使用している場合であれば、スペックの高いインスタンスを使ったり、ロードバランサーを導入したり、コンテナ技術を使用してアプリケーションをコンテナ化するなど様々なアプローチが考えられますが、今回はphpの設定ファイルの内容を変更することで多少なりとも、同時接続可能数を向上させる方法について書いていきたいと思います。

php.iniの変更するべき設定

  • max_execution_time
    スクリプトの最大実行時間を設定できる
  • max_input_time
    PHPスクリプトが入力を受け付ける最大時間を設定できる
  • memory_limit
    PHPスクリプトが使用できる最大メモリ量を設定できる
  • post_max_size
    PHPが受け取ることができる最大POSTデータサイズを設定できる
  • upload_max_filexize
    PHPがアップロードできる最大ファイルサイズを設定できる
  • max_file_uploads
    PHPがアップロードできる最大ファイル数を設定できる
  • max_input_vars
    PHPが受け入れることができる最大入力変数数を設定できる
  • max_input_nesting_level
    PHPが受け入れることができる最大入力階層数を設定できる
  • max_children
    PHP-FPMの最大プロセス数を設定できる

これらの設定を変更すると多少なりとも同時接続数を増やすことができるかもしれません。
また設定を変更する前にテストして、適切な値を調べておくことをおすすめします。
それから、アプリによってはこれらの設定を変えても、同時接続数の向上につながらない場合もあるっぽいです。

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