0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

【必見】WPをさくらからXserverへ移管(超最新)

Last updated at Posted at 2020-09-25

最近仕事で、さくらインターネットからXserverにWPを移管する作業がありました。
本来専門外ですが、せっかく自分で調べてやったので、備忘録程度に記していきたいと思います。

【移行手順】

  1. Xserverと契約する
  2. ドメインの取得
  3. WPデータのバックアップ
  4. さくらサーバーからデータベース情報エクスポート
  5. データベースの作成
  6. Xserverにデータベース情報をインポート
  7. wp-config.phpの編集
  8. WPデータのアップロード
  9. 動作確認
  10. ネームサーバーの変更

今回は、Xserverの契約とドメインの取得は完了を前提として進めていきますので、
1 , 2 の処理は割愛して 3 のデータベース作成から説明します。

WPデータのバックアップ

私はFTPを利用してバックアップを取りました。
BackUpという、空のディレクトリにWPデータをごっそりダウンロードします。
WPデータはwwwディレクトリの中にあります。

ftp_bu.png

他にもWPにてバックアップ専用のプラグインを導入したり、他のソフトを利用する方法もあるので、
自分の使いやすいものを利用してください。

さくらサーバーからデータベース情報エクスポート

お使いのIDとパスワードを使用して、phpamydmin にログインします。

php_Sakura.png

「エクスポート」タブをクリックし、設定を行なっていきます。

まず、デフォルトでは、『エクスポート方法』の、
「簡易-最小限のオプションだけ表示」にチェックがついているので、
「詳細-可能なオプションをすべて表示」にチェックを変更します。

すると、エクスポートしたいデータベースが詳細に表示させれるので、必要なものを選択します。

sakura_exp1.png

『生成オプション』の、
「DOROP TABLE/VIEW/PROCEDURE/FUNCTION/EVENT/TRIGGER コマンドを追加する」にチェックがないので、ここはチェックを入れておきます。

sakura_exp2.png

あとはデフォルト通りで良いので、実行を押してmysqlファイルをダウンロードします。

参考にしたサイト
https://www.dbonline.jp/phpmyadmin/export-import/index1.html

データベースの作成

Xserverのサーバーパネルにログインし、
データベース下の「MySQLの設定」をクリックします。

sp_pf.png

「mysqlユーザー追加」タブをクリックし、
【mysqlユーザーID】と【パスワード】を入力します。

※ この2つは、後の phpadmin にログインする時のIDとパスワードになるので、控えておきましょう

mysql_user_add.png

「mysql追加」タブをクリックし、
【mysqlデータベース名】を入力します。

mysql_add.png

「mysql一覧」タブをクリックし、登録内容を確認すると、初期値として以下のようになっています。(図の番号参照)
1 登録したデータベース名
2 ユーザーなし状態
3 ユーザーなし状態

ユーザーにアクセス権を与えてあげるために、3 で先ほど登録した【mysqlユーザーID】を選択・追加してあげましょう。

mysql_list.png

これでデータベースの設計は完了です。

Xserverにデータベース情報をインポート

mysql設定時に登録した、IDとパスワードを使用して phpadmin にログインします

xserver_php.png

mysql設定で作成したデータベース名をクリックし、
ファイルを選択で、さくらでエクスポートしたmysqlファイルを選択します。

xserver_imp.png

あとは実行すればインポート完了です。

インポート時のエラーについて

インポートした際に、エラーが発生したので、解決方法を載せておきます。

エラー内容:

エラー
SQL query:

—
— データベース: データベース名(元)
—
CREATE DATABASE データベース名(元) DEFAULT CHARACTER SET utf8 COLLATE utf8_general_ci;
MySQL のメッセージ: ドキュメント

# 1044 – Access denied for user ‘データベース名(新)’@’新しいサーバーのホスト.xserver.jp’ to database ‘データベース名(元)’

これは、データベースの作成権限が無いことを示しているエラーです。
解決方法は、エクスポートしたmysqlファイル内の下記の記述をコメントアウト、または削除します。

CREATE DATABASE データベース名(元) DEFAULT CHARACTER SET utf8 COLLATE utf8_general_ci;

参考にした資料
https://wordpress.org/support/topic/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8%E7%A7%BB%E8%BB%A2%E3%81%AB%E4%BC%B4%E3%81%84sql%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%92%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88/

wp-config.phpの編集

WPのバックアップデータの中にある、 wp-config.phpファイルを開き、指定の箇所をmysql設定で登録した内容に編集します。
ホスト名はXserverのサーバーパネルから、 MySQL設定/MySQL一覧のした部分に記載があります。

DB_php.png

WPデータのアップロード

wp-config.phpの編集が終わったら、WPのデータをXserverで作成したドメイン下にアップロードします。
場所は、 ドメイン名/pblic_html/ です。

ftp_al.png

動作確認

Xserverのサーバーパネルから、
「動作確認URL」をクリックします。

check_url1.png

「動作確認URL設定追加」タブをクリックし、
確認したいドメインを選択し、追加します。

check_url2.png

すると一覧画面で、選択したドメインと対応したURLが貼られているので、クリックして確認します。

※ 反映まで30分から1時間ほど時間がかかりますのでしばらくお待ちしてから、確認してください。

check_url3.png

ネームサーバーの変更

動作確認で問題がなければ、ネームサーバーの情報を書き換えます。
ドメイン管理会社の管理画面などでネームサーバーを入力できる場所があると思いますので、
さくらのネームサーバーをエックスサーバーのネームサーバーに変更します。

エックスサーバーのネームサーバーは以下の通りです。

Image from Gyazo

私はさくらインターネットでドメインを購入・管理しているので、さくらインターネットの管理画面でネームサーバーの情報を書き換えました。
ネームサーバーの浸透は数時間~24時間程度とされていますので気長に待ちましょう。

参考にしたサイト
https://help.sakura.ad.jp/206205831/

参考にしたサイト

https://www.xserver.ne.jp/manual/man_install_transfer_wordpress.php
https://www.kerenor.jp/moving-from-sakura-to-xserver/
https://sitemiru.com/2016/08/14/sakura-xserver/

以上です

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?