- linuxとWindows10のdual boot
- linux/QemuでWindows10を物理パーティションからboot
- パフォーマンスは素晴らしくはないが,office等のちょっとした作業をするには十分
早速..
環境
Linux : 4.13.16-2-MANJARO
Qemu : version 2.11.0
私のSSDは以下のようになっております.
$ sudo fdisk -l
Device Boot Start End Sectors Size Id Type
/dev/sda1 * 2048 1026047 1024000 500M 7 HPFS/NTFS/exFAT
/dev/sda2 1026048 710952959 709926912 338.5G 7 HPFS/NTFS/exFAT
/dev/sda3 710952960 712982527 2029568 991M 27 Hidden NTFS WinRE
/dev/sda4 712984440 975128575 262144136 125G 5 Extended
/dev/sda5 712986488 729370623 16384136 7.8G 82 Linux swap / Solaris
/dev/sda6 729372672 975128575 245755904 117.2G 83 Linux
この/dev/sda1
がwindowsのシステムパーティションですね
/dev/sda2
はwindowsのブートパーティションです
なお私はUEFIよりレガシーブートのほうが好きなのでこのような構成になっています.
この状態で
sudo qemu-system-x86_64 -enable-kvm -hda /dev/sda
これで動きます.(UEFI環境の方は-bios OVMF.fd
とかが必要かも?)
お好みでオプションを加えることでより使いやすくなるかと
いろいろな記事を参考にさせていただきましたが,これが一番シンプルかな?
loopデバイスを使ったり,Virtualboxを使ったり..
注意
- バックアップを取ってからやりましょう
- ストレージ周りになるため適当にいじっていると壊れます.(私は Windows10のシステムパーティションを破壊したらしく,Windowsを壊しました..)
参考
https://www.linuxquestions.org/questions/linux-virtualization-and-cloud-90/qemu-kvm-on-a-real-partition-947162/
https://lejenome.github.io/post/boot-physical-windows-inside-qemu-guest-machine