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SharePoint のリストをExcelから作る

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概要

最近Microsoft 365 Business Basicを契約し、まずはPower Automateを使いこなそうとしているのですが、
SharePointやTeamsと連携するようなことが多くありそうで、リストを活用する機会が増えそうなので、一旦リストについて記事を作りました。

リストを作る方法は、[空白のリスト][Excelから][既存のリストから][テンプレート]の4つの方法で作ることができるようです。
この記事では、これらの方法のうち、Excelから作る方法についてまとめています。

まずはExcelを用意する

以下のように、Group / Name / Address という3つの項目を定義したアドレス帳を用意しました。
このExcelは、SharePointのドキュメントに新規で作ったExcelとして用意しています。

スクリーンショット 2020-12-11 19.17.40.png

※ちなみに、このままではExcelからの取り込みに失敗する失敗例です。

Excelからリストを作ってみる(失敗する)

[+新規] -> [リスト]でリストを作成ダイアログを表示し、Excelからを選択します。
スクリーンショット 2020-12-11 19.25.52.png

SharePointのドキュメントにアップしてあるアドレス帳.xlsxを選択して[次へ]ボタンを押下します。
スクリーンショット 2020-12-11 19.26.11.png

すると、このファイルにはテーブルがありません。リストとしてインポートするにはテーブルを定義する必要があります。というメッセージが表示され、インポートに失敗します。
①〜④の手順にある通り、[テーブルとして書式設定]をしないと、正しくExcelからインポートすることができないようです。
スクリーンショット 2020-12-11 19.26.36.png

Excelのデータをテーブルとして書式設定する

テーブル領域として、ヘッダーとデータを全て選択した状態で
[ホーム] -> [テーブルとして書式設定]から、任意の書式を選択して下さい。
※どの書式を選択しても違いは見た目だけです。
スクリーンショット 2020-12-11 19.32.45.png

先頭行をテーブルの見出しとして使用するにチェックをつけてOKボタンを押下します。
スクリーンショット 2020-12-11 19.33.04.png

以下のような感じになります。
スクリーンショット 2020-12-11 19.33.12.png

[デザイン]タブのテーブル名は、デフォルトだと「テーブル1」のような値となっていますが、日本語文字列を利用すると、その他のサービス(PowerAutomateやPowerAppsなど)で利用するときに不具合が起きることがあるようなので、英語名称に変更しておきます。
スクリーンショット 2020-12-11 20.00.48.png

Excelからリストを作る(成功)

上記までのセットアップで、Excelからリストを作る準備が整いましたので、やってみます。
取り込みの画面では、このような感じになります。

  • デザインタブのテーブル名を設定した内容がコンボボックスに表示される
  • リストには必ず「タイトル」という定義が必要になる(タイトルがリンク表示になって、詳細画面を表示するなどで利用されるようです。)

スクリーンショット 2020-12-11 20.05.55.png

取り込みが完了すると事前に準備したデータも一緒にロードされています。
タイトルで指定された項目が左に来てしまうんですね。。。
スクリーンショット 2020-12-11 20.08.16.png

こんな感じでExcelから簡単に?SharePointのリストを作ることが可能です。

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