自己学習メモインデックス
概要
RPGプログラミングの勉強を進めていくなかで、PDMの画面からOPT=14を指定してコンパイルすることがよくあると思います。
コンパイルするときに即時でコンパイルされるのではなく、バッチでコンパイルされる挙動となり、いつコンパイルが完了したんだろう?と
よくわからない事象に出会したことがありました。
OPT=14のコンパイルオプションにも、バッチで実行をコンパイルの即時実行みたいにするオプションが見当たらず困っていると、開発者の方が解決方法を教えてくれたので、その内容をメモしておこうと思います。
コンパイルのデフォルト設定
wrkmbrpdmでPDMのメンバー一覧画面を表示しておき、ここでShift + F6キー (F20)を押下すると、
Change Defaults
という画面が表示されます。
この画面の設定は割と使えるみたいなので、いくつか教えてもらった内容を以下に記載していきます。
Object library
この設定は、プログラムをコンパイルする時に指定するPGM
パラメータのLibrary部分のデフォルト値となります。
PUB400.comには自分のライブラリ以外だと、QTEMPというライブラリは利用することができそうなので、*CURLIB
と設定されている部分をQTEMP
にすると、OPT=14でコンパイルするときのPGM
パラメータのLibrary部分がQTEMP
になります。
Compile in batch
この設定をY
にすると、バッチでプログラムをコンパイルするようになります。
バッチでコンパイルされると、コンパイル時にエラーが発生したかどうか、すぐにわからないので自分としては困りました。
PUB400.comの環境はデフォルトではN
になっているようなので気づかなかったのですが、こういった設定を覚えておかないと、いろんな環境を触る時に困るかもしれないですね。
設定をY
にしてOPT=14でコンパイルすると、画面下部にバッチでコンパイルするようにしましたよ的なメッセージが表示されます。
まぁ、この設定にもメリットがあるようで、バッチでのコンパイル処理は優先度?というのが低いらしく、オンライン処理(みんなが業務で使っている機能の処理)に悪影響を与えることなく、プログラムのコンパイルをしたい場合にバッチでやるんだそうです。
Full screen mode
このオプションをY
にすると、画面上部に出ていたOptに設定する数値の役割についてのヒントや、画面下部に出ていたファンクションキーの役割についてのヒントが一切出ずに、ソースメンバーの一覧がよりたくさん表示されるようになります。
開発に慣れてきて、オプションとか頭に入っている状態だと、この方が1画面でたくさんの情報が確認できるので便利なんだそうです。