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Microsoft 365 お試し期間中にユーザー数を増やしても課金開始前に追加したユーザーを削除すれば課金されないのか

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概要

つい先日、Microsoft 365 Business Basicの1ヶ月お試し版(Trial版)を申し込みました。
このBusiness Basicは月額540円というリーズナブルな価格帯で、TeamsやSharePoint,PowerAutomateやPowerAppsなどが利用可能とのことで、技術検証のために契約しました。

色々と触ってみたものの、やはりユーザー数=1だけだと承認フローを試したり、通知機能を確認したりと、片手落ちな感じがしてきましたので、お試し期間中だけでも一時的に検証用のユーザーを増やし、その後有償期間になったらまたユーザー数を1に戻すことが出来るのか、管理センターをいじって検証してみます。

Microsoft 365 管理センターの情報確認

お使いの製品

Microsoft 365 管理センター -> 課金情報 -> お使いの製品 にアクセスして、現在利用している製品情報を確認します。
購入数量が25?になっていて、割り当て済みのユーザーが1となっている。
(これを見たとき、まさか25ライセンス契約してしまったのか?とドキッとしましたが、そんなことはないようです。)
スクリーンショット 2020-12-12 18.22.44.png

ライセンス

Microsoft 365 管理センター -> 課金情報 -> ライセンス にアクセスして、現在利用しているライセンス情報を確認します。
ほとんどお使いの製品の内容と変わらなかったので、現状使い分けが不明です。
スクリーンショット 2020-12-12 18.24.59.png

お使いの製品 Microsoft 365 Business Basic Trial

Microsoft 365 管理センター -> 課金情報 -> お使いの製品 にアクセスして、Microsoft 365 Business Basic Trialの製品名リンクを押下すると、以下のように請求額の内容などが確認できるようです。

スクリーンショット 2020-12-12 18.30.03.png

テスト用のユーザーを追加してライセンス(課金)の状況を確認する

ライセンスを何も割り当てないユーザーを追加する

とりあえず、毎月540円のライセンスであることは確認しましたので、テスト用にユーザーを追加してみたいと思います。
新規でユーザーを追加する際、追加したユーザーにライセンスを最初に割り当てる手順が推奨されます。
が、ここではライセンスを割り当てない非推奨の状態でほげ 太郎というユーザーを追加してみました。

スクリーンショット 2020-12-12 18.34.13.png

課金情報を確認する

製品に対するライセンスを割り当てないユーザーを追加した状態で、課金情報はどのようになっているのか確認してみると、ユーザーを追加する前の状態と一切変化することなく、割り当て済みのライセンス数も、月額の金額も変化しませんでした。

追加したユーザーに対しライセンスを割り当てる

ユーザーに対してライセンスを割り当てる方法はいくつかあるようですが、
課金情報 -> ライセンス -> Microsoft 365 Business Basicリンク押下 -> +ライセンスの割り当て
から、追加したユーザーを指定して、Microsoft 365 Business Basicのライセンスを割り当てます。
スクリーンショット 2020-12-12 18.40.10.png

再度課金情報を確認する

ユーザーに対してライセンスを割り当てたあと、課金情報をもう一度確認してみます。
すると、割り当て済みのライセンス数が1→2に変化しています。
スクリーンショット 2020-12-12 18.42.15.png

ライセンス数が増えているのに、課金情報については特に変化ありません。
スクリーンショット 2020-12-12 18.45.52.png

ライセンスの購入画面で確認しても、現在のライセンス総数は1となっているので、月額540円という状態のままでした。
スクリーンショット 2020-12-12 18.46.06.png

お試し期間が終わる前にユーザー数を減らして初回課金日にどうなるのか

上記まででは、ユーザー数を増やしても課金情報のうち、割り当て済みのライセンス数に対して変化があったものの、540円という請求金額部分については変化しなかった。
そのため、2021年1月9日にお試し期間が終了し、初回課金が始まるようなので、その前にテスト用に追加したユーザーを全て削除し、もともと契約する予定だった自分自身だけのアカウントのみにした状態で、課金情報を確認してみます。

2020年12月25日に以下のメールが届いた。
文面にもある通り、

このサブスクリプションの価格は、¥13,500 JPY で見積もられています。これは、今日の時点でのすべての 25 ライセンスの合計見積もりコストです。

とのことなので、現状は私のライセンス+ほげ太郎,次郎,三郎の4ライセンス分(540円×4=2,160円)とは異なる金額となっている。
540円×25=13,500
この金額をみると少し不安になってきますが、2021年1月9日までにほげ太郎,次郎,三郎のアカウントに割り当てているライセンスを外して、私の分だけににして、どういった請求となるのか、確認したいと思います。
スクリーンショット 2020-12-30 20.02.13.png

2021年1月10日の16時ごろに決済された

以下の決済メールが届き
スクリーンショット 2021-01-10 16.25.10.png

お客様の請求書を表示するボタンを押下して遷移すると、以下のように請求されていることがわかります。
これを観ると、540円+税が請求されていることがわかります。
スクリーンショット 2021-01-10 16.25.56.png
スクリーンショット 2021-01-10 16.26.28.png

結論

お試し基幹中にユーザー数を増やして色々検証したとしても、初回課金日前に追加したユーザーに割り当てたライセンスを解除しておけば、ちゃんと課金されずに済みます。

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