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AWS認定12冠達成したので、勉強法とかまとめてみる

Last updated at Posted at 2023-11-04

AWS 認定 12 冠達成したので、勉強法とかまとめてみる

はじめに

2019 年 3 月に Solution Architect Associate から始めて、一旦 2020 年 12 月に当時の 12 冠を達成しました。
その後、それ以降に追加された Data Analytics、SAP on AWS を取得し、また現行の認定も更新し、今回 2023 年 10 月に改めて 12 冠を達成しました。

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プロフィール

現在35歳。
金融系の SIer でクラウド推進の活動をしています。社内案件の AWS 基盤設計、構築なども担当。
クラウドを担当するようになったのは 2018 年の 12 月から。それまではホスト系のシステムを担当しておりました。
最近は AWS CDK(TypeScript)をフル活用して IaC を推進しています。

全冠を目指したきっかけ

2019 年にかけて、Associate3 つと、Solution Architect Professional を取得でき、このあとどこまでやろう?と考えていた頃、同じチームの後輩がすごい勢いで認定を取得しているのを見て、自分も全冠目指そうと思ったのがきっかけです。
AWS を専門にしているチームに所属しているため、勉強したことが今後どこかで役に立つ可能性も高いことからモチベーションを維持できました。

受験履歴

認定名 区分 初回取得日 点数 更新日 点数 前回比 備考
Solution Architect Associate 2019/03/12 879
Developer Associate 2019/08/12 955
SysOps Associate 2019/08/31 887
Solution Architect Professional 2019/12/22 772 2022/11/7 845 +73
Big Data Specialty  2020/02/01 80% 廃止済み認定
DevOps Engineer Professional  2020/02/24 840 2023/1/11 920 +80
Security Specialty  2020/03/14 913 2023/2/8 854 -59
Advanced Networking Specialty 2020/07/29 72% 2023/5/10 750
Database Specialty 2020/10/09 794 2023/9/12 876 +82
Machine Learning Specialty 2020/11/27 913 2023/8/17 859 -54
Alexa Skill Builder Specialty 2020/12/14 861 廃止済み認定
Cloud Practitioner Foundational 2020/12/19 934
Data Analytics Specialty 2022/10/06 851
SAP on AWS Specialty 2023/10/26 895

2019 年 3 月に Solution Architect Associate から始めて、一旦 2020 年 12 月に当時の 12 冠を達成しました。
その後、それ以降に追加された Data Analytics、SAP on AWS を取得し、また現行の認定も更新し、今回 2023 年 10 月に改めて 12 冠を達成しました。

更新のものはいくつかは前回超えを果たせましたが、Security は難化し、Machine Learning は思うように取れず。
Advanced Networking は 750 点ぴったりというギリギリ具合でした。あぶねー。

勉強時間

昔のはないのですが、2022 年からの更新及び新規取得のものは勉強時間の記録をつけました。
後ほど方法も紹介しますが、サマリーは以下の通りです。

勉強時間 新規/更新 勉強時間(h)
Solution Architect Professional 更新 15.6
DevOps Engineer Professional  更新 20.0
Security 更新 10.2
Advanced Networking 更新 26.6
Database 更新 20.5
Machine Learning 更新 22.5
Data Analytics 新規 16.1
SAP on AWS 新規 29.5

平均すると各20時間ほどでしょうか。

勉強法

サンプル問題

各認定の公式ページには 10 問のサンプル問題が PDF 形式提供されています。

例:AWS Certified Solutions Architect - Professional
画面下部の方の、試験の準備内にあります。

公式問題集

上記のサンプル問題の隣にあるのですが、公式問題集(20 問)も存在します。
こちらは AWS Skill Builder という学習サービス内で提供されているものです。
Web アプリとなっており、1 問 1 答形式のテストが実施可能です。

例:AWS Certified Solutions Architect – Professional Official Practice Question Set (SAP-C02 - Japanese)
実施にはログインが必要です。

外部問題集

基本的に、1 問 1 答の形式で問題を解く → 解説を見る、間違った問題番号を記録というサイクルを実施したいタイプなので、ランダムかつ解説が最後まで見れない Udemy は昔は使ってましたが直近では殆ど使っていません。今回は Data Analytics のみで利用しました。
間違った問題などの結果は後ほど説明するNotionに記入しました。

あまりに出来が悪い場合は 2 週目も全問解きます。少なければ間違えた問題のみを回し、これを間違いがゼロになるまで繰り返しました。

Whizlabs

Whizlabs

海外の認定問題集サイト。AWS だけでなく Azure や Google Cloud などの認定の問題集も豊富。
Pratice Mode にすれば 1 問 1 答形式での回答が可能。
現在存在するすべての認定に対応しています。ブラウザで翻訳すれば問題なく日本語で利用できました。

Kindle Unlimited 本

3 ヶ月 99 円とかの期間に Kindle Unlimited を利用していたのですが、
一部試験の問題集が存在しました。一部試験で活用しました。
どれも試験 2 回分程度の問題数があり、オススメです。

以下の本を実際に利用しました。

他にも Solution Architect Associate などの同様の問題集も存在しました。

Kindle 本は間違えた問題にマーカーを付け、2 周目はマーカーをつけた問題を行うという形をとりました。Kindle の機能のみで行えるため、オフラインでも作業可能で通信環境に関係なく学習可能です。

一般参考書

要点整理から攻略する『AWS 認定 高度なネットワーキング-専門知識』

Advanced Networking 試験は特に自信がなかったため、基礎から学べるように参考書を 1 冊進めました。同様のシリーズがデータベース、セキュリティ、データ分析などでも発行されています。

AWS Blackbelt

よく知らないサービスはまずBlackbelt(AWS サービス別資料)を見ます。
各サービスが数十ページのパワポでまとめられており、1 からでもサービスの概要を理解することができます。
AI 系のサービスやデータ分析系のサービスなど、なかなかとっつきにくいものはまずここから始めることをオススメします。

Jayendra's Cloud Certification Blog

Jayendra's Cloud Certification Blog
海外の Jayendra 氏によって書かれている AWS 認定に関するブログです。
認定ごとに要点がまとめられており、ブラウザの機能で翻訳することで試験範囲の簡易的なまとめとして利用することができます。

勉強内容・時間の記録

  • Notion 活用

勉強内容や時間の記録には Notion を活用しました。
Notion1.jpg

試験ごとに Database のレコードを作成し、開くと下記のように別 Database に持っている勉強履歴レコードを表示し、やったことや時間を記録していきました。
(※勉強時間は途中から収集方法を変更したため 2 列に分かれてます。)

Notion2.jpg

学習履歴をしっかりつけると繰り返し学習も効率的に行えますし、こういった振り返りを行う際にも自分用メモとして非常に役立ちました。
また、日々時間を記入することでこれだけやったんだという自信につなげることができ、モチベーションの維持に貢献したと思います。

おわりに

今回は AWS 認定 12 冠を取得し、私の勉強方法や学習の管理用法などをご紹介させていただきました。
継続して学習を続けられたことは、今後の自己成長に繋げられる、充実感・達成感のあるものでした。
ですが、AWS 認定の取得自体は、これがゴールではなく取ってからがようやくスタートだと感じています。今後は認定にとらわれず、幅広い知識や技術を身に着けていきたいと感じています。

AWS 認定試験に挑戦しようとしている皆さんにとって、私の経験が何かしらの助けになれば幸いです。
是非、自分の目標に向かって進んでください。成功を祈っています!

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