ねらい
Excelファイルを高速で起動&使える状態を維持する。
原因の切り分け link3より
step1. 複数のPCを使用して調査する
同じファイルで同じ動作をする→ファイルを疑う。重しの分類へ
同じファイルで異なる動作をする→遅いPCを疑う
step2. 1台のPCを使用して調査する
異なるファイルで速さが同じくらい→PCや使用環境を疑う
異なるファイルで速さが違う→遅いファイルの中身を疑う。重しの分類へ
重しの分類
a:見えないもの
- 隠れオブジェクト link1 link4
→削除する - ファイルのリフレッシュ link1 link4
→データをコピー、新規ファイルに貼り付け - ハードウェアグラフィックアクセラレータを無効にする link2
- Officeのアプリ自体を疑う link2
→Officeの修復を行う、セーフモードで起動 - ファイルサイズが原因 link3
→ファイルサイズは500kB以下が基準。 - 参照関数を使用しているセルが多い link3
→計算方法の設定を"自動"を"手動"にする - 自動保存が頻繁に行われる link3
→自動保存の間隔を長くする - 関数を値で貼り直す link4
- 不要な名前を削除
- 行全体、列全体の参照を減らす (例、 b:j)
b:見えるもの
- ブックの共有 link1 link3 link4
→一時的にブックの共有を外す - 古いファイル形式の場合(xls) link1 link4
→最新バージョンの拡張子で保存し直す - 使っていないアドイン link2
→使っていないアドインを無効化する - 行数や列数が多い link3 link4
→不要なものは削除する - 不要なシート link1 link3 link4
→削除する - 図形やグラフが多い link3
→不要なものは削除 - 画像が多い link3 link4
→不要なものは削除、サイズを圧縮する - リンクが多い link3
→リンクをしない、リンクを削除 - 書式設定が多い link3
→色や条件付き書式を減らす - セルの幅が狭い
→全ての文字が表示されるようにする
参考リンク
link1 【Excel】もうイライラしない!重いExcelを軽くする2つの方法
link2 Excelが重すぎる!3つの対処法を実践して軽くしよう
link3 【すぐに解決】Excelの動作が重くなる2つの原因とは?-原因別の対処法を解説!
link4 ケース別Excelファイルのダイエット方法8選
link5 【解決】エクセルの容量(ファイルサイズ)を減らす・軽くする方法
更新履歴
2020/09/16 新規作成
2020/09/17 原因の切り分けを更新
--