目的
スキルとは何か?
スキルを身につけるための体系がわかるような地図を集めつつ、エンジニアのスキルアップへの参考とする
スキルの由来と意味
教養や訓練を通して獲得した能力のことである。
日本語では技能と呼ばれることもある。
生まれ持った才能に技術をプラスして磨きあげたもの、たとえば、音楽家の作曲能力なども含む。
古ノルド語 skil(優れた識別能力)→skilja(区別)→skelH-(切り分ける)が語源。
「訓練によって得られる技能」がこの単語のコアの語源。scalpel(外科用メス)と同じ語源をもつ。
★todo:「技能」「技」「能」の出典
まとめると"訓練により身に付く能力"のようだ。
スキルの全体像
スキル発揮の全体像
OODAループ、ブルームのタキソノミー、氷山モデルを統合すると、
スキル発揮の流れは下記のような図になる。
参考となるモデル
氷山モデル
調べてみると頻繁に登場するのが、氷山モデル。
育成しやすさや身につけやすさを示している。
能力構造の氷山モデル(リクルートマネジメントソリューションズHPより)
カッツのスキルモデル
役割によって求められるスキルが変わることを示している。
ブルームのタキソノミー
認知のレベル分け、ベンジャンミン・ブルームのタキソノミー(教育目標の分類学)。
自己決定、メタ認知あたりがキーワードとなる。
ブルーム型の認知タキソノミー(The 21st Century Education Organisationより)
2001年改訂版のブルーム・タキソノミー
[教育目標の分類学(ブルーム・タキソノミー)(文部科学省HPより)]
(https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2015/09/24/1361110_2_5.pdf)
社会人基礎力(経済産業省)
2006年に3つの能力と12の能力要素が提示された。
後の2018年に3つの視点とリフレクションが追加された。
ポータブルスキル(厚生労働省)
ミドル層のキャリアチェンジにおける支援技法
参加者用テキスト(厚生労働省 HPより)
OECD education2030
専門技術
ITスキル標準 V3:2011
デジタルリテラシー・スキルフレームワーク
デジタルトランスフォーメーション(DX)に向けたスキル変革
デジタルトランスフォーメーション(DX)に向けたスキル変革 の方向性
自動走行ソフトウェアスキル標準
参考リンク
スキル(wikipedia)
能力構造の氷山モデル
ブルーム型の認知タキソノミー
AI時代の教育指標「ブルームタキソノミー」の話
社会人基礎力カレッジß
社会人基礎力(経済産業省)
ミドル層のキャリアチェンジにおける支援技法(ポータブルスキル:厚生労働省)
ITスキル標準V3:2011(IPA)
ITSS+(IPA)
自動走行ビジネス検討会 人材戦略ワーキンググループ とりまとめ(経済産業省)
教育課程企画特別部会における論点整理について(文部科学省)
OECD Education2030
以下、紹介していないもの
「技術と技能の違い」
http://ginouken.com/GijutuToGinou.html
暗黙知について
http://www.tokugikon.jp/gikonshi/268/268tokusyu2-4.pdf
分析的思考と問題解決
https://lt-s.jp/lts-column/2015-8-18
トランスフォーメーションに対応するためのパターン・ランゲージ(略称トラパタ) (IPA)
https://www.ipa.go.jp/ikc/reports/20200514_2.html
スキルマップ作って採用につなげた話
https://tech.unifa-e.com/entry/2020/12/13/090000?utm_source=feed
必要な人材像とキャリア構築支援に向けた検討ワーキング・グループ(人材像ワーキング・グループ)(第7回)‐配布資料 (経済産業省)
https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/sansei/jinzairyoku/jinzaizou_wg/007_haifu.html
ダブルループ学習
https://heart-quake.com/article.php?p=765
qiitaより
履歴
2021/04/25 新規作成
2021/04/30 追加:スキル発揮の全体像