1. はじめに

スキーマ定義からOpenAPI Generatorを使用してC#のサーバー、クライアントのソースをジェネレートしたい
Jar版を使用したいため、Javaのインストール、設定もしたい

2. Javaのインストール

2.1. ダウンロードサイトを開く

2.2. ダウンロードボタンをクリックする

2.3 インストーラーをダウンロードして開く

2.4. インストールボタンをクリックする

任意で宛先フォルダの変更をしたい場合はチェックする

2.5. 閉じるボタンをクリックする

2.6. システム環境変数の編集を開く

2.7. [詳細設計]タブ ? 環境変数ボタンをクリックする

2.8. 追加ボタンをクリックする

2.9. 変数名、値を入力してOKボタンをクリックする

項目	値
変数名	JAVA_HOME (固定)
変数値	(インストールしたディレクトリ)

2.10. Pathを選択して編集ボタンをクリックする

2.11. 追加ボタンをクリックする

2.12. Javaのパスを追加する

%JAVA_HOME%\bin

2.13. 上へボタンをクリックして先頭へ移動する

2.14 パソコンを再起動する

通常は不要のようだが、自分のPCだとパスが反映されず再起動した

2.15 コマンドプロンプトからJavaのインストールを確認する

java -version

3. OpenAPI Generatorのインストール、設定

3.1. OpenAPI Generator JAR版をダウンロードする

今回wgetは使用せず、https://～のURLを直接開き、手動でダウンロードした
https://repo1.maven.org/maven2/org/openapitools/openapi-generator-cli/6.2.1/openapi-generator-cli-6.2.1.jar

3.2. バッチファイルを作成する

サイトを見ても動くコマンド、パラメータがよくわからず最終的にこの形になった

build.bat

@echo off

rem ローカルフォルダにあわせて修正
cd C:\openapi-generator-cli

rem クライアント側のビルド
java -jar ./openapi-generator-cli-6.2.1.jar generate -g csharp-netcore -i ./openapi.yaml -o ./.gen_client -c ./clientConfig.json --global-property modelTests=false,apiTests=false

rem サーバ側のビルド
java -jar ./openapi-generator-cli-6.2.1.jar generate  -g aspnetcore  -i ./openapi.yaml -o ./.gen_server  -c ./serverConfig.json --global-property modelTests=false,apiTests=false

PAUSE

3.3. サーバ側の設定ファイルを作成する

ASP.Net Core 6 を指定する
作成したクラスを継承する想定のためabstractクラスに設定している

serverConfig.json

{
   "operationModifier":"abstract",
   "aspnetCoreVersion":"6.0",
   "buildTarget":"library",
   "isLibrary":true,
  "packageName":"Org.OpenAPITools.Server"
}

3.4. クライアント側の設定ファイルを作成する

.Net6を指定する

serverConfig.json

{
  "targetFramework":"net6.0",
  "packageName":"Org.OpenAPITools.Client"
}

3.5. バッチファイルを実行する

build.bat を実行すると、下記フォルダにジェネレートしたファイルが出力された

フォルダ構成

C:\openapi-generator-cli
 .gen_client ・・・　Generateしたクライアント側クラスを出力するフォルダ
 .gen_server ・・・　Generateしたサーバ側クラスを出力するフォルダ
 openapi.yaml ・・・　OpenAPIのスキーマファイル
 clientConfig.json  ・・・　クライアント側の設定ファイル
 serverConfig.json　・・・　サーバー側の設定ファイル

4. 参考文献