Github Codespacesとは?
- Github が提供するクラウド開発環境
- ローカルではなく、クラウド上で以下の様なことができる
- ソースコードのビルド、アプリケーション実行
- ポート転送によりブラウザからアクセス
- コミット前の修正ソースコードを保持
- ブラウザのみで、ソースコードの修正・実行ができる
やりたいこと
- Codespace で立ち上げたアプリケーションをデータベースに接続させる
前提プロジェクト
- Spring Boot で PostgreSQL に接続しているアプリケーション
- データベースは別環境に接続していた
手順
Codespace の作成
開発用コンテナの設定を行う
- ブラウザ上で vscode が開く
- 左下をクリック
-
Add Dev Container Configuration Files..
をクリック
-
Create...
を選択
-
post
を入力し、Java & PostgreSQL...
を選択
- java のバージョンは適当なものを
- 必要ならビルドツールも選択してインストール。ラッパーを使うなら不要
- 必要なものがあれば選択。未選択でも OK。
- 通知が出てくるのでコンテナをリビルド
- .devcontainer フォルダに設定ファイルが作成される
application.properties の DB 接続先情報を修正する
spring.datasource.url=jdbc:postgresql://postgresdb:5432/postgres
spring.datasource.username=postgres
spring.datasource.password=postgres
アプリケーションを起動して動作確認
- ターミナルからコマンド実行
./gradlew bootRun
- ポートタブなどからブラウザでアプリを開く
まとめ
- Codespaces では Visual Studio Code Dev Containers をサポートしている
- https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=ms-vscode-remote.remote-containers
- 活用することで接続するデータベースなども用意できる