krewってご存知ですか？
まずはこちらをご覧ください。これ、kintoneの画面なんです。
「えええ！？」っと衝撃を受けたので、今回はkrewSheetの機能をご紹介したいと思います。
krewSheetとは
公式HPから引用します。
kintoneの一覧をExcelのように表示したり編集したりできるようにするプラグインです。
Excel感覚だから、データの操作性や視認性を向上させることが自由自在。
誰でもカンタンにkintoneアプリを本格的な業務アプリに仕上げることができます。
krewSheetの導入
デモ環境で試す
案件管理や予算管理のサンプルが用意されています。
すぐに確認したい場合はデモ環境がお勧めです。
自身の環境で試す
kintoneアプリだけでなく、krewSheetの設定もインポートできます。
自身の環境で動かしたい場合は以下の2ステップが必要です。
krewSheetでできること
本当に多くの機能が実装されていますが、今回はその中でも「おおっ！！！」と思った機能を中心にご紹介します。
一括置換
一画面に表示されるレコード数の上限は500件で、501件以上のレコード数が表示対象の場合はページングで表示します。
置換機能はそのページ内のレコードが対象なので注意が必要です。
詳細はこちら（krewSheet サポート > 仕様／制限事項 > ページング）
関数、書式
関数の結果はkintoneのデータとして保持しないので、そこは注意が必要です。
つまり、画面表示時に計算するので、逆手にとって年齢計算などにも使えます。
今回は関数と書式を使って〇〇歳と表示しました。
詳細画面には年齢フィールドはありませんが、一覧では表示されています。
設定画面はこんな感じです。画面がExcel過ぎて怖いです・・・
-
プラグイン設定画面
-
関数の設定
-
書式の設定
Excelライクなデータ編集
一括編集
追加
集計行
Average関数を使って平均年齢を表示しました。
他にもCount、CountA、Sum、Max、Min関数が使えます。
列固定
お洒落な条件書式
Excel出力
計算式も出力できます。添付ファイルはNGでした（添付ファイル名が出力される）。
ちなみに、ページングの場合はこのように確認してくれます。至れり尽くせり
全画面表示
注意事項
表示するレコード数が501件以上の場合
前述したとおり、ページ内のレコードのみが対象になる機能と全レコードが対象になる機能があるので注意が必要です。
詳細はこちら（krew サポート > 仕様／制限事項 > ページング）
APIのリクエスト数が多そうに見えて、多くはない
レコード更新のタイミングは「保存」ボタンクリック時なので、最初に想像するほど多くはありません。
他の人と同時に編集してしまい、一括更新がエラーになった場合
すでにそのレコードが更新されていた場合、kintoneでは先勝ちで後から更新する人の処理がエラーになります。
詳細はこちら（cybozu developer network - 安全に在庫管理を行うテクニック）
エラーが発生した場合は以下の2つの対応が考えられます。
-
↓のように一行ずつ保存する
-
画面をリロードして再度変更する
krewSheetではセルの内容をコピー&ペーストできます。
そのフィールドの更新が問題ないことがわかっていれば、コピー&リロード&ペーストもできちゃいます。