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Linuxサーバの遠隔停電対応

Last updated at Posted at 2024-11-09

はじめに

大学の計画停電があるとのことで,その対応をする必要があったのですが,片道1時間半の研究室まで電源の対応のために通学するのは億劫ということで,何とかできないかと探した次第です.

要件としては,

  • 連休中で特に研究室に行く用事がないため,遠隔で済ませたい
    • BIOSの操作が不要
  • 計画停電以外ではできる限り,サーバが利用できない状況を避けたい
    • 指定時間に起動する

というものです.

実行方法

軽く調べてみたところ,BIOSの設定を使うもの,cronコマンドを使うものなど,様々な方法がありましたが,上述の条件で個人的にはatコマンドとrtcwakeコマンドを使う方法が合いました.

~# at -t "202412011200"    # 2024年12月1日 12時00分に実行
at Sun Dec 1 12:00:00 2024
at> rtcwake -m off -s 86400
ctrl+D
at> <EOT>
job 1 at Sun Dec 1 12:00:00 2024

atコマンドは後でコマンドを実行するコマンド1です.(コマンド多すぎ)
-tオプションを付けることで時刻を指定することができます.
実行するコマンドの入力を求められるので,at>に続いてコマンドを入力します.最後まで入力できたら,ctrl + Dを入力することで決定されます.

次に,rtcwakeコマンドです.2

-mオプションでモードを選択できます.今回のoffはPoweroff,すなわち電源が落ちます.-sで起動までの時間(1日 = 86400秒)を指定できます.

最後に,設定の確認はatqと入力することで一覧が表示されます.

最後に

もう少しうまくやる方法がある気もしますが,それほど複雑でなく,かつ,複数のコマンドを指定時刻に実行するatコマンドを知ることができたということで良しとしたいと思います.

  1. https://www.ibm.com/docs/ja/aix/7.3?topic=command

  2. https://man7.org/linux/man-pages/man8/rtcwake.8.html

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