#VPNってあるじゃん
いろいろな使いみちがありますよね。
- セキュリティのため
- 社内ネットワークに自宅などからアクセスするため
- 自宅サーバーに外出先からアクセスするため
今回の記事は、3番の『自宅サーバーに外出先からアクセス』をする人におすすめできる内容です。
※まだ使って1週間ほどなので、何か間違っているところなどありましたら教えて下さい。
#経緯
私は、上の1と2のために、SoftetherのVPNサーバーを建てたことがありますが、
まあ、設定〜運用までめんどくさいんですよね。
普段、ラズパイで開発をしたりするのですが持ち運ぶのもめんどくさいし、
だけどVPNをやるのもだりーなーと思ってたところ、
私がプログラミングを始めるキッカケとなった師匠から「こんなのあるよ!」
という情報があったので、使ってみました。
#概要&環境
・Macbook Pro (BigSur 11.2.3)
・tailscale (ver 1.6.0)
・RaspberryPi 4
→外出先から、自宅にあるRaspberryPi4へ接続できるように。
#Tailscale
説明するより使ってみたほうが速いと思います。
それくらい簡単に設定できちゃいます。
##PCでの設定
1. まず、右上の「Log in」から登録します。GoogleアカウントやMicrosoftアカウントだとスムーズにいけます。
2. 登録&サインインできたら、Downloadに進みます。
3. プラットフォームを選びます。
すごくないですか!!Androidも、iOSまで対応してますよ!!!
私はMacを使っているので、まずはmacOSを選択し、AppStoreからインストールしました。
4. インストール完了!起動してみる。
タスクバーに表示されました!
(Windowsの方は、タスクバー右側の上向き三角?のところに隠されてます!)
「Log in」を押すと、さっきのログイン画面に飛ばされるので、ログインしてください。
5. 接続
「Connect」を押して、アイコンが『T』の形になってたら接続完了です!
##ラズパイでの設定
1. インストール。公式の通りに、一行ずつコマンドを打っていきます。
sudo apt-get install apt-transport-https
curl -fsSL https://pkgs.tailscale.com/stable/raspbian/buster.gpg | sudo apt-key add -
curl -fsSL https://pkgs.tailscale.com/stable/raspbian/buster.list | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/tailscale.list
sudo apt-get update
sudo apt-get install tailscale
2. tailscaleの起動
sudo tailscale up
すると、「このURLにアクセスしてね!」とURLを教えられるので、
コピーしてPCで開きます。
「success」と表示されたら完了です!
#外から接続してみる
まず、tailscaleのサイトの、「Log in」から、Admin Consoleに入ります。
情報隠しちゃいましたが、「raspberrypi」が「Connected」になっていて、IPアドレスが割り振られていたら、接続できているはずです!
PCも同様に接続しておけば、これで外出先からでもSSHでもVNCでも好きにしちゃえます。
#まとめ
こんな簡単に接続できちゃって大丈夫か!と不安になりましたが、
とにかく便利なのでしばらく使ってみようと思います。
まだ日本語での情報も少ないので、もしなにか他の使い方など見つけた方いたら、
コメントで教えて下さい。
簡単なTailscaleの紹介でした!