Pythonでは多くの変数の値を格納できるリスト型の変数があります。他言語における配列と似ています。
リスト型の変数はより効率的に記述するために内包表記という書き方があり、そちらを使ったリストの表現が主流です。
#1から100までリストに格納する。
test.py
list1 = []
for i in range(1,101):
list1.append(i)
print(list1)
>>[1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18, 19, 20, 21, 22, 23, 24, 25, 26, 27, 28, 29, 30, 31, 32, 33, 34, 35, 36, 37, 38, 39, 40, 41, 42, 43, 44, 45, 46, 47, 48, 49, 50, 51, 52, 53, 54, 55, 56, 57, 58, 59, 60, 61, 62, 63, 64, 65, 66, 67, 68, 69, 70, 71, 72, 73, 74, 75, 76, 77, 78, 79, 80, 81,
82, 83, 84, 85, 86, 87, 88, 89, 90, 91, 92, 93, 94, 95, 96, 97, 98, 99, 100]
list1.append()
のメゾッドで()の中身の値を格納しています。
このようになります。またPythonはインタプリタ言語なのでかなり処理が遅いです。
実際に処理時間を計ってみましょう。
今回は100万まで数えた場合の数字を数えます。(のちに内包表記で行った場合の経過時間を比較します。)
test.py
import time
t1 = time.time() #プログラム初期の時間
list1 = []
for i in range(1,10**6+1):
list1.append(i)
t2 = time.time() #処理を行った後の時間
print("経過時間:",t2-t1,"[s]")
>>経過時間: 0.25067615509033203 [s]
約0.25秒かかりました。
#内包表記の文法
内包表記の基本文法を紹介します。
変数名 = [i for i in 配列型の変数]
ここでfor文の文章に似ています。[]
の中のi
にあたる変数は任意の変数で大丈夫です。
実際に 1から100までの数字をリスト型の変数に格納しましょう。
test.py
list1 = [i for i in range(1,101)]
print(list1)
>>[1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18, 19, 20, 21, 22, 23, 24, 25, 26, 27, 28, 29, 30, 31, 32, 33, 34, 35, 36, 37, 38, 39, 40, 41, 42, 43, 44, 45, 46, 47, 48, 49, 50, 51, 52, 53, 54, 55, 56, 57, 58, 59, 60, 61, 62, 63, 64, 65, 66, 67, 68, 69, 70, 71, 72, 73, 74, 75,
76, 77, 78, 79, 80, 81, 82, 83, 84, 85, 86, 87, 88, 89, 90, 91, 92, 93, 94, 95, 96, 97, 98, 99, 100]
このように簡単に掛けるようになります。またif文
でリストに入る変数に条件をかけて、絞ることもできます。
こちらの方が実行時間も節約できておすすめです!