初めに
この記事はcommmune Advent Calendar 2023の25日目として投稿されました。
アドベントカレンダー参加したい
commmuneに入社する前の私は技術ブログなど一切書いた経験はありませんでしたがとあるきっかけで初めて技術ブログを執筆しました。
前職で培った知識や経験を詰め込んだ記事のため特にチャレンジングな事をした記事ではなかったですが意外にも社内・社外問わず好評をいただきました。その中で、技術ブログを書く事に以下のような意味があると感じました。
- 自分の技術ナレッジ・ノウハウのシェアがチームの技術力向上に繋がる
- 社外に対してアウトプットすることでフィードバックをいただく
- 技術を体系的に学ぶ癖がつくようになる
技術ブログ執筆が自分にもチームにもメリットがあると感じ社内アドベントカレンダーを企画したいと言う思いが強まりました。
去年のアドベントカレンダー
去年は社内アドベントカレンダー企画が遅かったこともあり中止する予定でしたが、技術ブログでなくともSlack上の投稿なら毎日できるだろうと思い、毎日テストコラムをエンジニア向けに投稿しました。
この時は私がcommmuneに入社したてと言うこともありテストについての知識を社内でシェアすることでテストに関する関心が高まって欲しいと言う思いがありました。
アドベントカレンダー中に頻繁に「テストコラムで読んだんですが…」と言う話が業務上でできたのでチーム内でのテストの関心が高まったように感じていました。実施して良かったと思っています。
今年は去年と比べて組織としてもエンジニアチームとしてもパワーアップしたと実感しているので社内ではなく社外向けのQiitaアドベントカレンダーに挑戦してみたかったです。
企画ポイント
企画する中でいくつか注意したポイントを記載していきます。
- 企画者が率先して記事を書く
- 自由参加性
- 早めの企画と周知
企画者が率先して記事を書く
企画はするが技術ブログは書かないとなると誰も付いてこなくなるため企画者が率先して記事を書くべきだと思います。特にアドベントカレンダーのような毎日更新系については簡単に成功できるものではないので必ず記事作成を牽引する人間が必要になります。
また、Slackの投稿とは異なりQiita上にアドベントカレンダーを作るので日付に空白があると見栄えが良くないです。そのため、自分一人しか参加できなかったとしても会社の名前を背負っているので一人でもやり切る気持ちが大事だと思いました。
この部分については去年アドベントカレンダー(Slackでのテストコラム)を完走したこともあり「一人でもできるだろう」と謎の自信があったので深くは考えていなかったです。(笑)
自由参加制
技術ブログを書くことは容易なことではないと考えています。そのため「何故アドベントカレンダーをするのか」と言う意味を予め伝えた上で書いていただける人を募集しました。
業務として強制的に書いてしまうと何のために記事を執筆してしまうのかがぼやけてしまうので自由参加制にしようと考えました。
早めの企画と周知
いきなり「再来週からアドベントカレンダー書きます!」となっても準備ができないので事前の段階から告知をしていました。
これにより「いざ書きます」となった時に早い段階で記事を書いていただける方を集めることができたので何にでも早めの準備は大事だと痛感しました。
成果
完走
チームの多大なる協力がありアドベントカレンダーを完走することができました。「一人でもやり切るマインド」と書きましたがSlackの投稿と記事作成が大きく異なり一人ではできなかったと思います。
チームの技術ノウハウを共有できた
これはチーム内で閉じている成果ですが、一人が持っている知識や経験を記事にすることでチームのレベルアップに繋がったと思っています。
Zennのトレンドに掲載された
作成いただいた記事に優劣をつけるべきとは思っていないですが一つの指標を得ることができたので公開いたします。
一つの記事について大変な評価をいただきZennのトレンドに乗ることができました。
当初の目的であった「自身の技術力向上」「commmuneの認知向上」にも繋がることになるのでこれだけでもアドベントカレンダー企画した意味があったと言うことができます。
改善点
アドベントカレンダーは成功しましたが改善点が数点見つかったため記しておこうと思います。
カレンダーの日付を最初に全部埋めるのをやめる
当初は、参加者が好きな日付に予定の記事タイトルを埋めてその後に自分が開いた日付を埋めるという風にしました。しかし、クリスマスが近づくになるにつれて「自分も記事を書いてみたいが空いた日付がないので書いて良いのかわからない」と言う声を耳にしました。
記事を埋めることで安心感を得られたかった私でしたがそのような考えになるのであればチームとしては逆効果だな、と感じました。次回はアドベントカレンダー作成中も参加者を受け付けられるよう必要以上に日付を埋めないようにしたいです。
投稿プラットフォームを決めておく
昨今だとQiitaの他にも様々なプラットフォームが登場してきております。あまり深く考えていなかったため「記事作成先はどこでも良い」としましたが、最終的にこれを読む読者目線に立つと投稿先プラットフォームは揃えておいた方が良いと思いました。
MUST要件ではないですが次回はできるだけ投稿プラットフォームを揃える or 限定するようにしたいと思います。
終わりに
社内でアドベントカレンダー企画したいけどどのように進めるべきか不安な方にこの記事が届いてくれれば幸いです。