日本の仏教では、自身の往生などを目的として7日間の間に百万回念仏を唱える「百万遍念仏」があるそうです。
お経を唱えることに集中することで、煩悩から解放されたり、祈りが届いたりするのでしょう。
自分も人生の諸々に疲れ切っていたので、念仏を唱えて救われようと思ったのですが、そもそも念仏を唱える気力がないという問題にぶち当たりまして、pythonに代わりに念仏を唱えてもらうことにしました。
書いたコードはこちらです。
Nenbutsu = '南無阿弥陀仏'
Hyakumanben_Nenbutsu = Nenbutsu * 1000000
print(Hyakumanben_Nenbutsu)
文字列型の「南無阿弥陀仏」と整数型の「1000000」の乗算が定義できることがポイントです。
(文字列型と整数型の足し算ー例えば「a+3」などーは定義されてない点は注意が必要です。)
いざ実行!と走らせたのですが、データ処理の限界が来たようで初回は唱えきれませんでした。
そこで、エラーメッセージをコピペしてググってヒットした以下の記事の通りに対策しました。
よしたくblog、Jupyter Notebook で IOPub data rate exceeded エラー
まず、Macのターミナルで「jupyter notebook --generate-config」と打ちました。
次に、「Finder」の「移動」から「フォルダへ移動」を開き、以下のパスを打ちました。
「~/.jupyter/jupyter_notebook_config.py」
ファイルの探し方はAppleのサポートを参考にしました。
macOSユーザガイド、パス名を入力することでフォルダへ移動する
目的のファイル「~/.jupyter/jupyter_notebook_config.py」を見つけました。
ファイルを開いて、以下のように変更します。
変更前:#c.NotebookApp.iopub_data_rate_limit = 1000000
変更後:c.NotebookApp.iopub_data_rate_limit = 10000000
該当箇所は「command+f」で検索バーを開き、「rate_limit」と検索して探しました。
変更後にコメントアウトを消したときに余計なインデントを入れていると変更が反映されないので、空白は残らないように左に詰めて保存します。
上の画像のように書き換えて保存したところで、改めてコードを実行すると、、、できました!
南無阿弥陀仏が下にひたすらスクロールし続けても表示され続けて気持ち悪くなってきますね。
これで自分は往生できそうです。皆さんも是非試してみてください。
お読みいただきありがとうございました。