はじめに
この記事は[ChatGPTにやらせ隊]アドベントカレンダー5日目の記事です。
(https://adventar.org/calendars/10145)
画像処理検定試験の問題をChatGPTに教えてもらう内容になっています。
画像処理検定試験って?
画像処理検定(CG-ARTS協会が主催)は、画像処理技術に関する知識とスキルを問う資格試験で画像の変換やAIなど幅広い知識を評価します。
過去問題
試験の過去問題は、Webで解答と合わせて公開されています。
https://www.cgarts.or.jp/v1/kentei/past/index.html
しかし回答が選択肢のみの記載で解説がない為、学習する際に少々手間取ります。
ですので過去問題をChatGPTに解説してもらいました。
2023年の問5-dを聞いてみる
画像関係の問題を図形と問題文ごと張り付けて、ChatGPTに解説をお願いしてみます。
まずは、下図の問題を試してみます。ピンホールカメラの問題ですね。
まずは簡単に「この問題の解説をしてください」と聞いてみます。
ChatGPTの応答は以下の通りでした。
プラノプティック関数の簡単な説明もしつつ、選択肢毎に正誤の解説もしてくれました。思ったより気が利いていて好感度UPです。
2023年の問6-bを聞いてみる
先ほどと同じように、別の質問をしてみます。
今度は座標を計算して画像を変形させる問題を試してみました。
先ほどと同じようにGTPに解説をお願いしてみます。
それらしく解説をしてくれましたが、6-bは「ウ」が正解なのですが、「エ」と回答してしまいました。
この後再度質問を試みてみましたが、多少解説文が異なるだけでした。
この問題は座標計算の問題ですので、座標の変換結果が選択肢毎に代わるような座標の(1,1)と(1、0)を指定して、聞き直してみます。
座標を指定することにより、回答が「ウ」に修正されました。
画像系の問題は図の理解も必要なため、正答率が60~70%ほどでした。今回はよく見ると行列の内容も2か所読み間違えています。
解説が正しいかから確認する必要がありますが、ちょっとした追加情報で正しい回答にすぐたどり着くので私より頭いいですねw
全ケースを計算したわけではないかも?
最後に
画像の問題をそのまま張り付けて解説してくれと無茶ぶりをGPTにしてみました。
思ったよりしっかりと解説してくれた印象ですが、間違う事もありますので内容をちゃんと読んでこちらが理解する必要がありますね。
ただ、それはそれでいい訓練になるなという印象です。
夜中でも聞きたい時にすぐ聞ける点も非常にやりやすくていいですね。