1. ジェムを追加する

お馴染みの Gemfile で。
resque 本体と resque-scheduler をインストールする。

rails_project/Gemfile

gem 'resque'
gem 'resque-scheduler'

$ bundle install

2. 処理内容をモデルに書く

最終的にワーカーに実行させたい処理を、モデルの perform メソッドの中に書く。
ここではテストとして、標準出力だけをする処理を作る。

rails_project/app/models/example.rb

class Example
  @queue = :default

  def self.perform
    p 'Hello Sword!'
  end
end

Rakefile に2行足すだけで良い。

rails_project/Rakefile

require 'resque/tasks'
require 'resque/scheduler/tasks'

まずは resque 本体のワーカーを起動する。
( resque-scheduler のものではない )

$ TERM_CHILD=1 QUEUES=* bundle exec rake environment resque:work

次のような状態になる。

これはいったん放っておいて次に進む。

resque 本体のワーカーとは別に立ち上げる必要がある。なので別ウィンドウで実行すること

$ bundle exec rake resque:scheduler

次のような状態になる。

さらに、二つのワーカーとは別ウィンドウでジョブを追加してみよう。
つまり、ウィンドウを3つ使うことになる。

Rails のコンソールを使うのが手軽だ。

$ bundle exec rails console

irb(main)> Resque.enqueue_in(5.second, Example)

=> true

ちなみに、これは「今から5秒後にジョブを登録する」という意味だ。

しばらく経ってから、手順1で立ち上げた、 resque 本体のワーカーを見てみよう。
**「文字列を標準出力する」**というジョブが実行されているのが分かるだろう。

おめでとう！

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