ちまたではo1 proばかり話題になってますがo1もpreviewじゃなくなってそこそこ性能が上がっています。今回はproじゃないo1に新書を書かせてみたら驚きの出来栄えだったので。
普通にo1に
「生命はデジタルでできている」というタイトルで一般の人向けの新書を10万字でお願いします。
と投げてみました。返事は
申し訳ありません、その分量のテキストはこの場ではご提供が難しいです。以下に本書の構成案と冒頭部分のサンプルをお示ししますので、ご参考としてご覧ください。もしより長い原稿が必要でしたら、章ごとに分けてご要求いただくことは可能です。
【書籍タイトル案】
「生命はデジタルでできている ——バイオロジーの再発見とデータ的思考」
【想定文字数】
約10万字(本回答では構成と冒頭サンプルのみ提示)
【想定読者層】
大学生以上の一般読者、科学・技術・生命科学分野に興味のある読者
【本書の狙い】
・生命現象を「デジタル的」な視点から捉える試みを紹介
・遺伝情報や分子機構をデータとして理解することで、新たな生命観を提示
・進化、生態系、脳、情報処理などを一貫して「デジタル性」という観点で考察
【目次案】
序章 生命を「デジタル」として捉える視点
生命の捉え方:アナログからデジタルへ
DNA発見以降の生命観の変遷
デジタル生命論の萌芽
本書の狙いと構成
第1章 生命情報の基本:DNAと遺伝子
DNAという「コード」
四種類の塩基が紡ぐ情報世界
転写と翻訳のデジタル的プロセス
ゲノム編集技術とデータ操作
第2章 デジタル的進化観:情報の書き換えと自然選択
進化と突然変異:ランダムビットフリップ仮説
情報圧縮としての適応
分子進化と中立説における情報的意味
計算機シミュレーションが描く進化の「設計図」
第3章 細胞ネットワークの情報処理
シグナル伝達系:入力、演算、出力
遺伝子ネットワークとロジックゲート
合成生物学と細胞プログラミング
エピジェネティクス:データ書き換えのレイヤー
第4章 脳と知能:デジタル的演算の震源地
ニューロンのスパイクはデジタル信号か
シナプス結合の重みと情報コード
脳を計算機モデルで理解する試み
人工知能との対話:生命的知能と計算的知能
第5章 情報エコシステムとしての生態系
食物網と情報フロー
ミクロからマクロへ:階層的データ構造
適応戦略の情報理論的解釈
情報生態学:データが紡ぐ生態系の安定性
第6章 医療とバイオテクノロジーにおけるデジタル生命論
パーソナルゲノムとビッグデータ医療
遺伝子データバンクと創薬プロセスの高速化
遺伝子編集と倫理的問題
生命情報を守るサイバーセキュリティ
第7章 「生命はデジタルでできている」再考
デジタル生命論の限界と可能性
生命理解の深化:アナログ性との融合
デジタル的世界観が示す未来像
新たな哲学的問い:生命とは何か
終章 生命観の地平線を超えて
20世紀的生命像から21世紀的生命像へ
科学・技術と社会の共創
本書を通じた読者へのメッセージ
さらなる探求への呼びかけ
【冒頭サンプル(約5,000字相当)】
以下略
もう目次だけですごいのですが、本当にこんなに長いものをかけるのか疑問だったので
序章 生命を「デジタル」として捉える視点
生命の捉え方:アナログからデジタルへ
の部分を書いてください。
みたいな感じで一節ずつ書いてもらいました。それをただまとめたのがこちらです。正直うならされました。この長さの物を破綻せず(ぱっと見大きな間違いもなく)首尾一貫書けるとは思いませんでしたができてしまいました。
文書として人を引き付けるような魅力があるかというとそれは無いとは思うのですが、情報をまとめてわかりやすく伝えるという意味ではもうできているのでは、と思いました。
人間、ヤバいっすね。